ルノー初のグローバル向けモデル
ルノーは6月30日に、同ブランド初となるグローバル向けピックアップトラックの「アラスカン」を発表。最初に導入する市場となるコロンビアで初披露した。
ルノーのLCV(ライト・コマーシャル・ビークル)はこれまで、ダスター・オロチという小型ピックアップを展開していた。ルノーが今後LCV市場の強化を図る上で、最大積載量1トンクラスのグローバルモデルとして開発・投入したのが、このアラスカンである。
LCVに属するとはいえ、北米を中心に根強い人気を保つピックアップトラックは、ビジネスユースのみならず、レジャーやホビーなど一般向けとしての需要も期待されている。このため、内外装のデザインは最新のルノー車のテイストを感じさせ、洗練されているのが特徴だ。
パワートレインは、クラストップレベルの燃費性能を誇る160psまたは190ps仕様の2.3リッター直4ツインターボディーゼルを主軸に、2.5リッターディーゼル(160psまたは190ps)と2.5リッター・ガソリンエンジン(160ps)をラインナップ。6速MTもしくは7速ATを組み合わせる。駆動方式は4WDのほか2WDも設定されている。
アラスカンはコロンビアを皮切りに、まずはラテンアメリカの各市場に投入される予定だ。