ウインカーを出すだけで追い越す!
新型Eクラスには数々の次世代安全運転支援システムが搭載されているが、中でも“世界初”として紹介されているのは、「アクティブエマージェンシーストップアシスト」、「PRE-SAFEインパルスサイド」、「PRE-SAFEサウンド」の3つとなる。
アクティブエマージェンシーストップアシストは、ドライバーが一定時間、ステアリング操作を行なわなかった場合、警告灯と警告音によってステアリングを握るように促し、それでも反応がなかった場合は警告音を鳴らしながら緩やかに減速して停車させる機能。停車後には自動的にパーキングブレーキを作動させ、後方からの衝突による二次災害も防止する。
PRE-SAFEインパルスサイドは、側面衝突が不可避だと検知された場合、衝突側前席バックレスとのサイドサポートに内蔵されたエアチャンバーを瞬時に膨張させて乗員をドアから遠ざける機能。PRE-SAFEの乗員保護機能も同時に作動する。
PRE-SAFEサウンドは、不可避の衝突を検知すると車両のスピーカーから鼓膜の振動を抑制する音を発生させ、鼓膜の振動を内耳に伝えるあぶみ骨筋の反射収縮反応を引き起こすことで、内耳へ伝達する衝撃音を軽減するというもの。
また、ウインカーを2秒以上点滅させると、周囲車両との衝突の危険性がないことを確認した上で自動的に車線変更する「アクティブレーンチェンジングアシスト」、制限速度などの道路標識を読み取りディスプレイに表示し、制限速度を超えた際には警告音を出す「トラフィックサインアシスト」、車道を横断している歩行者などとの衝突の危険を検知するとステアリング操作による回避動作と復帰動作を支援する「緊急回避補助システム」など、メルセデス・ベンツ初の安全装備も搭載している。
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