新型ジュリアは2017年後半に導入
FCAジャパンは、アルファ ロメオ・ブランドの正規販売ネットワークを再構築し、2017年より専売店舗の展開を開始。既存のディーラーに加えて新規ディーラーと契約を結ぶことにより、2018年中に全国60店舗の規模に整備する方針を打ち出した。すべてのディーラー店舗名は「アルファ ロメオ(+地名)」となる。
新たなアルファ ロメオ店舗は、ブランドの新しい歴史を表現すべく、プレミアム感とハイセンス感を演出した空間となる。外観はブランドのテーマカラーであるアルファレッドとブラックを配したアルミパネルとシルバーラインで構成。筆記体のブランドサインとロゴマークがアイキャッチとなる。内装はグレーとブラックのタイルを施した車両展示エリアと、シルバーとブラックを基調としたラウンジエリアで構成され、ライン照明がモダンなイメージと高級感を漂わせるものとなる。ブース形式の商談エリアには、ペンダントライトやアルファ ロメオ・ブランドのヘリテージパネルを設置。プライベートな落ち着きのある空間が演出される。
FCAジャパンのポンタス・ヘグストロム社長は、次のようなコメントを発表している。
「アルファ ロメオ・ブランドについては、グローバルでの商品ラインナップの充実化とプレミアム化計画、そしてそれに伴う販売増加計画を基に、日本においても次のフェーズに発展させる時期がきたと考えます。既存の正規ディーラー様に加え、2018年までに新たなディーラー様にも加わっていただき、アルファロメオのブランド強化と販売増加に向けて取り組んでまいりたいと思っております。東京、横浜などに存在する空白エリアへの出店も、新たなパートナーと実現したいと考えています。より多くの新規ディーラー様に、国内のインポーターが展開する主要ブランドの中でもっとも変革と成長を見込んでいただけるブランドであるアルファロメオに携わっていただけることを期待しています」。
新しいアルファ ロメオ正規ディーラー店舗では、既存モデルに加えて、2017年後半に「アルファロメオ ジュリア」の販売を開始する予定。また、2015年は年間で2280台だった販売台数を、2019年までに年間1万台にまで成長させることが、FCAジャパンの掲げる目標だという。
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Text:Yasushi HOSODA Photo:FCA JAPAN
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2016 Alfa Romeo 4C Spider
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Italy, Caserta, the hallway of the Royal Palace