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アストンマーティンが1959年型「DB4」を完全復刻! 限定25台の“新車”として発売へ

ハンドリング、ブレーキ性能は現代レベルに改善

 

12月10日、アストンマーティンは「DB4 G.T.」を完全復刻した「アストンマーティンDB4 G.T. Continuation(「継続」の意)」を25台限定で発売することを発表した。オリジナルのDB4 G.T.は1959年に発表され、63年までの間に75台だけが生産された、アストンマーティンの中でも特にレアで価値のあるモデルとして知られる一台。そのうちライトウェイトバージョンはわずか8台で、ほとんどが現存するものの、300万ポンド(約4億4000万円)を上回る価格で取り引きされているとのことだ。

 

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その希少なショートホイールベース2シーターのライトウェイトバージョンを忠実に再現した今回のDB4は、昔ながらの手作業と現代的な手法を組み合わせて、エンジン性能やハンドリング、ブレーキ性能、安全性などを改善する一方、オリジナルモデルの卓越したクオリティや独特のドライブフィール、たぐいまれなキャラクターはそのまま残したモデルとして仕上げられるという。

 

シャシーナンバーにあたるVINナンバーは、同じニューポート・パグネルのファクトリーで生産されたオリジナルに続く形で刻印されることになる。1気筒に2本のスパークプラグを用いた直列6気筒エンジンは340bhpを発生し、オリジナルと同様、4速MTとリミテッドスリップデフを介してリアホイールに伝達される。ボディ設計もオリジナルのそれにならい、チューブラーフレームの上に薄いアルミ製ボディパネルを装着。組み付け精度とオリジナルへの忠実製を確保するため、パネルの成形は最新鋭のデジタル技術を用いて行われる。

 

生産が行われるニューポート・パグネルの工場は再整備が実施されたばかりで、ここでアストンが組み立てられるのは2007年のヴァンキッシュS以来となる。復刻版DB4 G.T.の生産は、この工場の設備や手腕をアピールする狙いもあるのだろう。完成したDB4 G.T. Continuationは、2017年の第3四半期からデリバリーが開始される予定となっている。

 

 

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