フロントマスクはまるで「i8クーペ」を彷彿とさせる
これまで何度か報じられてきたBMWの主力モデル「3シリーズ」が、このほど最も軽いカモフラージュ姿で現れた。
フロントマスクの薄型ヘッドライトやワイドなキドニーグリル、ノーズへと向かう滑らかなラインのボンネットフードなど、デトロイトモーターショーで公開された改良型「i8クーペ」のよう。ボディサイドへ向かってラウンドするトランクリッドやL字型テールライトなど、リアビューを見てもかなりスポーティなフォルムだ。
「CLAR」プラットフォームの採用でホイールベースが延長され、88ポンド(約40kg)の軽量化が図られるという次期型は、インテリアでは次世代デジタルコックピット「BMWオペレーティングシステム7.0」を搭載するようで、フルデジタル・インストルメントクラスタが確認できた。
パワートレインは、1.5リッター直列3気筒ターボのガソリン仕様とクリーンディーゼルおよび、1.5リッター直列3気筒もしくは2リッター直列4気筒ガソリンエンジンに2種類の48Vマイルドハイブリッドを組み合わせたモデルも投入されるという。また、「xDrive」を備える上位モデル「M340i」が搭載する直列6気筒エンジンは最高出力375psを発揮するという。気になるEVモデルは90kWh大容量バッテリーを搭載して航続距離500kmも噂されている。
ワールドプレミアは2018年のパリモーターショーで、「M3」は2019年後半から2020年前半と見られている。