ボルボが設定したハイパフォーマンスシリーズ「R」が再び
2018年3月のジュネーブモーターショーで発表されたボルボ「V60」。そのモデル最強となる「V60 R」の開発車両が初めて捉えられた。
「R」とはボルボが設定したハイパフォーマンスシリーズのことで、1995年に「850T-5R」、2003年に「S60 R」と「V70 R」が限定発売されている。エクステリア、インテリアともに「R」専用の攻めたデザインが特徴。現在、高性能モデルとして「ポールスター」が設定されているが、今後「ポールスター」は電動モデルブランドとして独立することが発表済みのため、それと入れ替わって「R」が新型モデルに設定されることになる。
今回捉えられた2台の開発車両はフロントデザインが異なりながらも「ポールスター」を彷彿とさせる。スロット入り大型ブレーキディスクおよびブレンボ製6ピストンキャリパー、大口径エアインテーク、大径ツインエキゾーストパイプを備え、さらにカーボンファイバー製エアロパーツも装備されるはずだ。
パワートレインに関してはまだ情報はないが、2.0リッター直4エンジンとモーターを組み合わせた新型「V60」の最高出力が390psとなるので、「R」はそれを超える400ps以上を発揮すると見られている。