世界35台限定の特別なゴースト
ロールス・ロイス・モーターカーズは8月14日、ゴーストをベースにビスポークプログラムによる特別限定モデル「シルバーゴースト・コレクション」を世界35台限定で製作したことを発表した。
このモデルは、1907〜1925年に製造されたオリジナル「シルバーゴースト(40/50hp)」へのオマージュといえる作。当時、シルバーゴーストは約1万5000マイル(約2万4120km)をノンストップで走破、ロールス・ロイスの名声を確立したいわば“功労車”として語り注がれている。
今回発表されたシルバーゴースト・コレクションは、ボディがカシオペアシルバーにペイント。ボンネット先端に配置されるマスコット「スピリット・オブ・エクスタシー」はスターリングシルバー製で、その台座に金メッキを施す銅を使用。つまりこのモデルには「金」、「銀」、「銅」の素材が揃って使われているのである。
さらにホイールやインスツルメントパネルに備わる時計、付属のアンブレラなども、このモデルのために特別に製作。それらには「SILVER GHOST-SINCE 1907」の刻印が入る。