限定1台は誰の手に?
本年5月に、漫画家の永井豪氏による伝説的漫画を現代に蘇らせたNetflixオリジナルアニメ、「DEVILMAN crybaby(デビルマン クライベイビー)」とのコラボモデルの製作を決定した光岡自動車は、9月6日(木)に東京港区のMITSUOKA麻布ショールームにおいて、その「デビルマン オロチ」の完成車を披露。当初の予告通り限定1台で販売することを発表した。
今年で創業50年を迎えた光岡自動車とデビルマンの作者である永井豪氏の画業50年をダブルで記念した特別なコラボとして実現したという「デビルマン オロチ」の発表会では、同社代表取締役会長の光岡進氏がオリジナル車「オロチ」開発のきっかけやネーミング決定に至るまでのエピソードを披露。
続いて「デビルマン」の作者である永井豪氏もスピーチ。「自分のキャラクターがクルマにデザインされとても嬉しい。原作者である自分が購入したいところだけど、あいにく免許がありません」とコメントして報道陣を沸かせていた。
そして、アニメーション「DEVILMAN crybaby」のアートディレクションを手掛ける阿閉高尚氏と「デビルマン オロチ」を共同でデザインした光岡自動車のデザイナー、青木孝憲氏がダークヒーローである「デビルマン」をイメージしたデザインとカラーリングのコンセプトを解説。今回初めて実物を目にしたという永井豪氏も喜びの表情で賞賛していた。
なお、限定1台となる「デビルマン オロチ」の車両販売価格は19,680,000円(税込)で、光岡自動車の専用ウェブサイトにて9月8日(土)午前10時から11月15日(木)午後12まで購入申し込みを受け付け、申込者が多数の場合は抽選で1名を選出する。
また、申し込み期間中には同社の麻布ショールームをはじめ、大阪で開催される「永井Go展(9/15-17)」などにも「デビルマン オロチ」を展示する。会場の詳細および期間は光岡自動車のウェブサイト(https://www.mitsuoka-motor.com)にて。