月刊イタフラ

【嶋田智之の月刊イタフラ】フランスの“オレカ”開発のR4マシン500X、ラリーに!!

アバルトじゃないけど

500Xのアバルト版が出るんじゃないの? なんてウワサもまだまだ根強いですが、ワークスではないものの、500Xのラリーカーの製作が進んでる模様です。

フランスのオレカが開発してるFIAR4キットがフランス自動車競技連盟のホモロゲを取得して、アバルト124でR-GTクラスを闘っているフランスのミラノ・レーシングがそのキットを使った500Xのラリーカーを製作してることを発表したのです。

その名は「MR500XR4」。ヨーロッパ・ラリー選手権やフランス・グラベル・ラリー選手権のR4カテゴリー向けのマシンで、2019 年初旬に発売開始予定。
御覧のとおりフィアット500Xの面影は残っていますが、冷却用の孔がボコボコと開けられ、空力パーツも追加され、だいぶイメージは変わってますね。4WDだそうですが、それはベース車のシステム流用かな? ちなみにエンジンは270㎰を発揮する1.6リッターターボとなる模様。本家アバルトとは関係ないけど、ちょっと心躍るお話ですね。今後の展開がどうなるのか、だいぶ楽しみです。

LE VOLANT 2018年11月号 Gakken Plus

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