ニューモデル

アキュラ版「NSX」の2019年モデルが発表

シャシーなどの見直しで鈴鹿のラップを約2秒短縮

ホンダ・ノースアメリカは10月10日、改良を受けた新型「アキュラNSX」(2019年モデル)を北米地域で発売した。米国市場におけるオプションを含まないベースモデルの価格は、従来型から1500ドル上乗せとなる15万7500ドル(約1770万円)だ。

新型ではシャシーやソフトウエアのチューニングなどによって、あらゆる状況でパフォーマンスアップが図られた結果、鈴鹿サーキットにおけるラップタイムを従来型比で約2秒短縮する実力が与えられた。

スタビライザーバーの剛性を、前26%、後ろ19%アップ。これに加えてSH-AWDシステムや電動パワーステアリング、そしてソフトウエアの見直しなどにより、アクセルコントロールに対して従来型以上に精確な反応を示すようになり、アンダーステアあるいはオーバーステアがコントロールしやすくなっている。

エクステリアでは、シルバーだったフロントグリルガーニッシュがボディ同色となったほか、ボディカラーに新色のサーマル・オレンジ・パールやインディゴ・ブルーを設定。標準装着タイヤはコンチネンタル・コンチスポーツコンタクト5Pから専用開発された同コンチスポーツコンタクト6に変更された。

インテリアでは従来オプション設定だった4ウェイパワースポーツシートやアルミスポーツペダルが標準に。軽量スポーツシートは従来どおり無償オプションとして設定されている。

なお、日本における「ホンダNSX」の改良モデルは、2018年秋に発売が予告されていることから、まもなく登場する見通しだ。

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