ルノー

新型「ルノー・クリオ」がフォトデビュー

ボディは若干縮小した一方キャビン空間は拡大

1月29日、ルノーはフルモデルチェンジを受けて5代目となった新型「ルノー・クリオ(日本名ルーテシア)」を発表。内外装のビジュアルが公開された。

新型クリオは新世代の「CFM-B」プラットフォームを採用。ボディサイズは全長4048×全幅1798×全高1440mm。従来型より14mm短く、30mm低くなった。その一方で、キャビン空間は拡大されているとのこと。

エクステリアでは、ルノーの新世代モデルを主張するCシェイプ・デザインの前後ライトや、新意匠のフロントグリル、バンパーが目新しい。


ヘッドライトはフルLED仕様だ。シェイプを効かせたボディサイドのフォルムや、リヤのドアノブをピラー内に組み込むといった手法は従来型を踏襲している。

ボディカラーは新色のバレンシアオレンジを含む全11色をラインアップ。レッド、オレンジ、ブラックの3種類が設定されるカスタマイゼーションパックが用意され、ボディカラーとのコーディネイトが可能だという。

インテリアでは、9.3インチの縦型マルチメディアスクリーンが目を引く。新デザインのステアリングホイールやデジタルメーターが導入されたのも新型の特徴だ。センターの操作パネルやコンソールを含む各種操作系は人間工学に基づいてデザインされ、機能美を湛えている。荷室容量はクラストップレベルの391Lを確保。可倒式リヤシートによって荷室はフラットに広げられる。

新型クリオには、従来のGTラインに代えて新たに「R.S.ライン」を設定。ネーミングのとおりルノーの高性能モデルを手がける「R.S.(ルノースポール)」にインスピレーションを得たモデルだ。

標準モデルよりスポーティな形状の前後バンパーを採用するほか、ハニカムメッシュのフロントグリルや専用デザインの17インチホイールなどが採用される。内装ではスポーツシートやカーボンスタイルのデコレーションパネル、パーフォレーテッドレザーのステアリングホイール、アルミペダルなどが装着され、独特の個性が演出されている。

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