シリーズ第二弾のクロスオーバーSUVか!?
フォルクスワーゲンが「I.D.」ブランドで開発していると見られる、新型クロスオーバーSUVのテストミュールをカメラが初めて捉えた。
「I.D.」ブランドは、初の市販モデルとして、欧州BセグメントEV「Neo」(仮称)を発売予定している。それに続いてクロスオーバーSUV、「CROZZ」を投入する計画を発表しているが、同時に姉妹SUVも計画していると見られ、その1台が今回捉えたプロトタイプの可能性があるようだ。
捉えた試作車は、「ゴルフ スポーツバン」をリフトアップしているようで、厚いサイドシルが見てとれる。さらにエアインテークなど、異なったフロントエンドを持っているほか、EVのためマフラーもない。I.D.モデルには、「MEB」(モジュラー エレクトリック ドライブ マトリックス)プラットフォームを採用し、バッテリーが効率よく車両のフロア下部へ搭載される。
パワーユニットは、前後アスクルに搭載される2つの電動モーターにより、最高出力306psを発揮、最大航続は310マイル(約500km)と予想されている。
ID.ブランド第一弾「Neo」は2020年発売とアナウンスされており、「CROZZ」は2021年以降となるだろう。