大人が本格的にアウトドアを楽しめるJB23
4WD全般のチューニングを手がけるウインズワークスは、パーツ開発やラリーレイドマシンの製作などのノウハウを豊富に持った老舗だ。 80年代、90年代の4駆ブーム時代の経験を今に伝えることのできる、貴重なショップと言える。
ブースト計や油温計などを美しく装着できるオリジナルのメーターカウルも人気アイテムのひとつだ。
昨今、巷で装着する車両が増えてきたのが、ルーフキャリアだ。ジムニーの積載能力を大幅にアップする。
今回紹介するJB23も、非常に同社らしい仕上がりを見せている。「大人が本格的にアウトドアを楽しむ」ことを考えて造り上げたという23は、現代的な機能美に溢れながらも、どこかに良き時代の4駆を思わせるテイストを持っている。モディファイの核となるサスペンションは、同社オリジナルの2・5インチアップコンプリートキット。スプリングとダンパーを中心に、補正用パーツ類をセットにしたもの。ビックカントリーのダンパーは14段階の減衰力調整ができるので、乗り心地重視の街乗り仕様やワインンディングをシャープに走れるスポーティ仕様など、好みのセッティングが可能だ。
足まわりはオリジナルの2.5インチリフトアップキットに加えて、4×4エンジニアリングのスタビをチョイス。
オフロードでのフルバンプには、リアバンプストッパーアシストキット&フレームカバーで対策している。
エクステリアのパーツは枚挙に暇がない。フロントを彩っているのが、ジムニーでは定番のフロントボックスバンパーだが、オプションのグリルガードパイプをプラスして、いわゆる「ヤッコ」形状に。ルーフには、最近のトレンドであるチューブタイプのルーフキャリアをしっかりおさえ、リアにはそこにアプローチするラダーを装着している。また、より多くのアウトドアアイテムの積載を考慮して、カーゴヒッチキャリアも用意している。
見えない部分のチューニングも抜かりなし。スロットルチャンバーやインテークパイプなど、オリジナルの吸排気系パーツを装着し、エンジンのパワーアップも行っている。
マルチパーパスヒッチブラケットは、カーゴヒッチ等が装着できアウトドアシーンで活躍する。
フットピースは、定番のジオランダーM/T+にMKWのMK-55Jという組み合わせ。