FF車のエンジンスペックが197ps/320Nmに大幅アップ
4月24日、アウディジャパンは大幅改良を実施した「アウディTT/TTS」を6月10日に発売すると発表した。モデルラインアップおよび消費税込みの車両本体価格は以下のとおり。
・TTクーペ40 TFSI:4,790,000円
・TTクーペ45 TFSIクワトロ:5,990,000円
・TTロードスター45 TFSIクワトロ:6,150,000円
・TTSクーペ:7,990,000円
FFのエントリーモデルであるTTクーペ40TFSIに搭載される2L直列4気筒ターボエンジンは、従来モデルより最高出力が17ps、最大トルクが70Nmアップされ、197ps/320Nmを発揮。パフォーマンスが大幅に向上している。
エクステリアは従来のSライン・エクステリアのデザインが取り入れられ、バンパーやサイドスカート、リヤディフューザーのデザインを変更。シングルフレームグリルは、マットブラックペイントの立体的な3Dハニカムメッシュグリルとなり、よりスポーティなルックスを実現している。
高性能版のTTSおよびオプションのSラインパッケージ装着車も、バンパーやサイドスカート、リヤディフューザーのデザインを一新。テールライトの下にはエアアウトレットを模したデザインエレメントが追加されている。シングルフレームグリルは、TTSが専用のアルミルックインサート付きのマットブラックペイント仕様に、Sラインパッケージ装着車がグロスブラックペイントの3Dハニカムメッシュデザインとなっている。
ボディカラーは、ターボブルー(Sラインパッケージ/TTSクーペ専用)、パルスオレンジ、コスモブルーメタリックの3色が追加設定された。
インテリアでは、従来Sラインパッケージ装着車のみの設定だった、エクステンデッドアルミニウムルックインテリア(ウインドースイッチ/ペダル)をオプションのスタイルパッケージ(40 TFSI)やコンフォートパッケージ(45 TFSIクワトロ)に新設定。また、レザーパッケージにドアアームレストやセンターコンソールも同色となるカラーエクステンデッドレザーを新採用(45 TFSIクワトロ/TTSクーペ)している。さらにSラインパッケージ装着車では、シートをSスポーツシートに変更。表皮素材はアルカンターラとレザーの組み合わせでダイヤモンドステッチを配し、スポーティさ、プレミアム感を大幅に高めている。
TT 20イヤーズ
そして、このたびの新型TT/TTSの登場を機に、アウディTTの生誕20周年を記念した世界限定999台の特別仕様車「アウディTT 20イヤーズ」を日本では20台限定で、こちらも6月10日に発売する。消費税込みの車両本体価格は7,590,000円で、ベースモデルはクーペ45 TFSIクワトロだ。
TT 20イヤーズ
この特別仕様車のデザインは、1995年に開催された東京モーターショーで初公開されたロードスターバージョンのTTSコンセプトカーに採用されたデザインエレメントからヒントを得ているのが特徴。
装備としてはコンフォートパッケージやB&Oサウンドシステム、マトリクスLEDヘッドライト、マグネティックライドサスペンションなどが付加された。
TT 20イヤーズ
外観ではマトリクスOLEDリヤライトやガンメタルエフェクトペイントの専用19インチホイール、そしてボディサイドにあしらわれるフォーリングスのロゴが特別なモデルを際立たせている。ボディカラーは専用色のアローグレーパールエフェクトだ。
TT 20イヤーズ
インテリアではSスポーツシートやステアリングホイール、シフトノブ&ブーツ、ドアアームレスト、センターコンソールなどに専用のイエローコントラストステッチ付きモカシンブラウンのファインナッパレザーを採用。ステアリングホイールとシフトノブには「TT 20 Years」のエンブレムが装着されるほか、エンジンスタートボタンの脇にはシリアルナンバーを刻印したバッジが配される。