ロータスチューンを堪能すべし
試乗したいという個人的な理由でセレクトした、2代目いすゞビッグホーンのハンドリング・バイロータス。初代にも、ロータスがサスペンションチューンを担当したグレードはあったが、そちらは『スペシャル エディション バイ ロータス』として販売されていた。
ご存知の通り、GM傘下にいすゞとロータスが同時に入っていた時代に誕生したモデルで、ジェミニやピアッツァにも“ハンドリング〜”が用意され、大好評を博したことを懐かしむ向きも多いだろう。さらに余談だが、ホンダではホライゾンの名称で販売されていた。
ビッグホーン・ハンドリング バイ ロータスは、ロータスの名前から想像するスポーティさよりも、オンロードでの操縦安定性と乗り心地を向上させた高級感のある仕上がりが特徴だ。オン&オフロードで走らせてみたが、正直に告白するとロータス“らしさ”を短時間の試乗で見つけることはできなかった。なので次期オーナーにはじっくりと乗っていただき、その真骨頂に触れていただきたい。
1996 ISUZU BIGHORN HANDLING BY LOTUS
車両本体価格:370,000円
ロータス度 ★★
実用度 ★★★★
ドロ沼度 ★★★
ロータスチューンを、RVで体感できるレアモデル
ロータスの名から、RV車ながらスポーツカー顔負けの俊敏なハンドリングを想像するかもしれないが、長距離移動でも苦にならない安定志向のセッティングが光った。尖った仕様ではないため、気負わず乗って楽しみたい。
【取材協力】
ナカオワークス 080-5652-6600
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