毎日乗って上質を体感できる魅力的な1台
バカラとGLの価格差はどこかというと、先述のエンジン、そして豪華な内装だ。シートは全て本革使用となり、内装もベージュで統一されている。適度な張りと背中を面で包み込む感覚は、クラスを超えた仕上がりと断定できる。たとえ長時間の移動でも疲れは最小で済むだろう。現車は、シート表皮に多少ヒビはあるが致命的なダメージは見られない。その他、バカラの専用装備として、当時のフラグシップモデル25と同じくリアのパーセルシェルフが、パーソナルクローゼットとなることも挙げられる。
ブラウンアラビカのシックな外装色を纏った小さな上級車。気兼ねなく、毎日乗ってその上質を体感できるとなれば魅力的この上ない1台だ。
1989 RENAULT 5 BACCARA
車両購入価格:780,000円
スモールリッチ度 ★★★★
クラスレス度 ★★★★
ドロ沼度 ★★★
全長3590mm、全幅1590mmというコンパクトボディだが、上級モデルと同じ本革シートを奢るなど、クラスを超えた装備が魅力。インジェクションモデルはたまに見かけるが、キャブ時代のバカラはなかなかレア。ブラウンアラビカのシックな外装色も好印象だ。
【問い合わせ】
FIORANO
住所:茨城県坂東市猫実1452-1/電話:0297-39-2416/営業時間:10:00-19:00/定休日:水曜日
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