清水和夫のDST

ポルシェが得意なハズなのに!? ウェット路面でもステルヴィオが真の実力を発揮【清水和夫のDST】#96-3/4

清水和夫のダイナミック・セイフティ・テスト(Dynamic Safety Test)
Number96 SEASON.11:情熱のイタリアンSUVが、ベンチマークたるジャーマンSUVに挑む

アルファ・ロメオ・ステルヴィオ・ファーストエディション vs ポルシェ・マカン/Test02:ウェット旋回ブレーキテスト

●テストの「方法」と「狙い」:ドライ路面からウェット路面に100km/h(±2%)で進入、半径40Rのカーブをフルブレーキングしながら曲がる。路面はハイドロプレーニングよりもウェットグリップが問われる水深5mmに設定。ABSやタイヤを含めたクルマの総合的なブレーキ性能と、シャシーの旋回性能(ラインが外に膨らむクルマは危険)をみる。

アルファロメオ ステルヴィオ 1st エディション vs ポルシェ マカン(ウェット旋回ブレーキ編)

タイヤコンデション

PORSCHE MACAN

ステルヴィオと同銘柄だが、テスト車のタイヤは6分山だったので、ウェットの旋回ブレーキでは摩耗の影響があったのは否めなかった。しかし、ハイドロプレーニングは起きにくく、ウェット性能は高い。

 

ALFA ROMEO STELVIO FIRST EDITION

SUV専用に開発されたミシュラン・ラティチュード・スポーツ3はバランスがとれたタイヤだ。ドライの高速安定性と快適性に加えて、ウェット性能も文句ないレベルで摩耗速度も比較的遅い印象がある。

リポート:清水和夫/K.Shimizu フォト:篠原晃一/K.Shinohara ル・ボラン 2019年2月号より転載
CARSMEET web編集部

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