ニューモデル

ついにミニバンもピュアEVに、「メルセデス・ベンツEQV」がデビュー!

90kWhバッテリーを搭載。最大航続距離は405kmを実現

8月20日、ダイムラーは「メルセデス・ベンツEQC」に続くピュアEV「EQシリーズ」の第2弾となる「メルセデス・ベンツEQV」を発表。このモデルは、9月12日に開幕するフランクフルト・モーターショーで初披露される予定だ。

EQVは、今年3月に開催されたジュネーブ・モーターショーでコンセプトモデルが披露。すでに日本でも発売されているSUV「EQC」に続くピュアEVモデルだ。

パワーユニットは、204ps/362Nmを発揮するモーターと90kWhのリチウムイオンバッテリーの組み合わせで、前輪を駆動する。最大航続距離は405km(欧州モード)で、160km/hの最高速をマークする。バッテリーの充電は急速充電設備(110kW)を使用すると、80%までを45分以下で充電できる。

ボディサイズはエンジン車のVクラスと同様に、標準ホイールベース版(3200mm)とロングホイールベース版(3430mm)の2タイプを設定。ボディの全長はそれぞれ5140mm、5370mmと、Vクラスと同じだ。

内外装のデザインは「EQ」シリーズ専用のディテールでまとめられている。クロムフィン付きのブラックパネルフロントグリルや、18インチ軽量ホイールを装着したエクステリアは、エンジン車のVクラスとは異なる雰囲気を醸し出す。そのほか、フロントバンパーのコーナー部に設けられた給電用ソケットの差し込み口や、サイドミラー下部の「EQV」バッジなどで、EQシリーズのモデルであることが主張されている。

インテリアも、素材や色使いを含めてデザインテイストは「EQC」に共通している。もちろん新世代メルセデス車の一員らしく、対話型インフォテイメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)」が採用された。シートレイアウトは2-2-2の6人乗りが基本となるが、2-3-2の7人乗りや、2-3-3の8人乗りも選択可能だ。

 

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