ニューモデル

ついに「カングー」のライバルが導入! 「シトロエン・ベルランゴ」の予約がスタート

荷室最大容量2126Lをはじめ、多彩な収納スペースが魅力

10月18日、プジョー・シトロエン・ジャポンはシトロエンのMPV(マルチパーパスビークル)である「BERLINGO(ベルランゴ)」の日本導入を発表するとともに、特別仕様車「デビューエディション」のオンラインによる予約注文受け付けを10月19日から開始した。消費税込み車両価格は3,250,000円である。

ベルランゴは1996年に初代が誕生。多くの荷物を積み、家族や仲間と趣味や旅行に使うレジャーアクティビティビークルとして、欧州を中心に確かな支持を獲得。初代からこれまで約23年で世界累計330万台販売されたシトロエンのヒット作となる1台だ。スライドドアや独立開閉式リヤガラスハッチ、多彩な収納スペース、マルチファンクションルーフなどにより、高い実用性を誇る。そんな魅力を持つベルランゴがいよいよ日本で発売されることになった。

ボディサイズは全長4403×全幅1848×全高1844mmで、ホイールベースは2785mm。デビューエディションには、130ps/300Nmを発揮する1.5L 直列4気筒ディーゼルターボと8速ATを搭載する。

荷室スペースは、乗車定員の5人乗り状態で597L(トノカバーより下)、3名分独立したリヤシートを倒した最大時で2126Lを実現。助手席および後席は「マジック・フラット」と呼ぶ機能によりワンタッチでフルフラットにすることが可能で、最長2.7mの長尺物も積み込める。荷室にはフレキシブルラゲッジトレイによってスペースを上下に分けて使うこともできる。

両側スライドドアとともに、ベルランゴの高い実用性を実現しているのが、ガラス部分だけが独立して開閉できるリヤゲートだ。これにより狭いスペースでも荷室にアクセスしやすくなる。リヤゲートが大型となるが、キャンプシーンなどではタープとして活用することができる。

キャビンには、合計28カ所、計186L分の収納スペースを設置。ルーフの大半をガラスとしたパノラミックルーフに収納スペースが融合されているほか、リヤシートの頭上後方にも約60Lの収納ボックスを用意。助手席SRSエアバッグをルーフ部分から展開するようにしたことによって、助手席側グローブボックスも11.8Lの容量を確保している。

多彩な運転支援機能も見逃せない。ストップ機能付きのアクティブクルーズコントロロールをはじめ、レーンキープアシスト、パークアシスト、ブラインドスポットモニターシステム、インテリジェントハイビームなどの先進機能が採用されている。

このたび、オンラインによる予約注文受付が開始された「デビューエディション」は、2020年の第3四半期に予定している正式導入に先駆けて先行販売される特別仕様車。ボディカラーは(上の写真左から)「サーブル」、「アクアグリーン」、「ブランバンキーズ」の3色を設定。ホイールはいずれもブラックを組み合わせる。

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