「ラジウム」カラーの特別ペイントやカーボンボディキットを採用
12月3日、ベントレーモーターズは新型「コンチネンタルGT」に設定した15台の限定モデルを発表した。この限定モデルは6月に米国コロラド州で開催された「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムレース」で樹立した量産車最速記録を祝うものだ。
同レースでコンチネンタルGTは、5000フィート(1.524km)におよぶヒルクライムコースを10分18秒4で駆け抜け、量産車最速をマーク。この記録を讃えるために製作された今回の限定モデルは、同レースに出場した車両に用いられたディテールが反映されている。
エクステリアでは、カーボンファイバーボディキットや、同社のカスタマイズプログラムを担当する「マリナー」による特別ペイント「ラジウム」を採用したボディカラーを採用。フロントロワバンパーインサートやルーフパネル、ウイングミラーなどはグロスブラックにペイントされている。
アシッドグリーンのブレーキキャリパーや、ラジウムフィニッシュのピレリ製Pゼロ・カラーエディションタイヤも、この限定モデルならではのディテールだ。ホイールは22インチのマリナー・ドライビング・スペシフィケーションが標準で装着される。
フロントグリルにはオプションで、同ブランドが2019年で創立100周年を迎えたことを示す「100」の文字をあしらうことが可能だ。
シートやドアトリムにラジウムのコントラストステッチを施したインテリアは、センターマーキング入りのステアリングホイールやカーボンファイバーのデコレーションパネルが特徴的。助手席側のダッシュボードパネルには、パイクスピークのトラックセクションのグラフィックがあしらわれている。