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人気ミニバンの「日産セレナ」が運転支援システム系をアップデート!

日産自動車は8月17日、人気ミニバンの「セレナ」を一部仕様向上。全国一斉に発売を開始した。消費税込みの車両本体価格は、2,576,200円~3,809,300円。ベースモデルと同じく、関連会社のオーテックジャパンが手がけるモデルも仕様変更を実施。こちらの価格は「AUTECH」が3,225,200円~4,192,100円で、ライフケアビークルが2,944,700円~4,042,000円。ステップタイプは2,975,500円~3,848,900円。マルチべットが3,231,800円~4,077,700円。

現行セレナは、5ナンバー級ミニバンとしての基本性能の高さや電動パワートレインの「e-POWER」、運転支援技術の「プロパイロット」搭載車などが好評を持って迎えられ高い人気を獲得。2018年と2019年には、2年連続でミニバンNo.1の販売台数を獲得している。

安全装備を筆頭とする運転支援システムも充実。歩行者の検知性能を向上させた「インテリジェント・エマージェンシーブレーキ」や「踏み間違い衝突防止アシスト」、「インテリジェントLI(車線逸脱防止支援システム)」などの「全方位運転支援システム」を全車で標準装備。2019年度自動車アセスメント(JNCAP)の予防安全性能評価では、満点となる141.0点(141点満点中)で最高評価の「ASV+++」を獲得した。

今回の仕様向上では、「インテリジェントFCW(前方衝突予測警報)」を全車標準装備とし、全方位運転支援システムをさらに強化。さらに、これまではオプション設定だったプロパイロットを一部グレードでは標準装備としている。「インテリジェント ルームミラー」のオプション設定グレードも拡大、安心してドライビングを楽める仕様となっている。細かな装備では、室内空間をより便利で快適にするためUSB電源ソケットを1.0Aから2.4Aに変更している。

セレナ WEBカタログ:
https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena.html

特装仕様の「AUTECH」ではe-パワーの新グレードも

前述の通り、オーテックジャパンはカスタムカーの「AUTECH」と「ステップタイプ」、福祉車両の「ライフケアビークル(LV)」シリーズ、車中泊仕様の「マルチベッド」を一部仕様向上。いずれもベースモデルに準じたアップデートが施されている。

なお、カスタムカーのAUTECHについてはハンドリングや加速感をチューニングした「AUTECH SPORTS SPEC」をこれまでのSハイブリッド車に加えてe-POWERモデルにも追加設定している。AUTECH SPORTS SPECは、セレナ唯一の17インチタイヤをはじめ専用サスペンションやボディ補強、専用コンピュータなどのチューニングが施されたモデル。新たに設定されたe-POWER版は、それらの専用チューンがe-POWERの特性に合わせて最適化されているという。この新設定モデルの価格は、4,192,100円。

セレナ「AUTECH」:
https://www.autech.co.jp/sv/serena_autech/index.html
セレナ「ステップタイプ」:
https://www.autech.co.jp/sv/serena_step/index.html
セレナ「ライフケアビークル(LV)」シリーズ」:
https://lv.nissan.co.jp/LVCAR/SERENA/
セレナ「マルチベッド」:
https://www.autech.co.jp/sv/serena_multibed/index.html

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