先代4×4スクエアードを特徴づけた460mmに達する地上高や大径ホイールは継承の模様!
かつてメルセデス・ベンツが販売した究極の「Gクラス」、「4×4スクエアード」の後継モデルと思われるプロトタイプを捕捉。現行モデルでの発売が確実となった。
先代(初代)Gクラスにラインアップされた「G500/G550 4×4スクエア―ド」は2016年にデビュー。リフトアップされたボディはポータルアクスルを採用、最低地上高はベースモデルより224mmも高い460mmを実現しホイールには大径な22インチを組み合わせていたほか、トレッドも11.7インチもワイド化することで圧倒的な走破性とプレステージSUVとしてのエクスクルーシブ性を両立。Gクラスが現行型へとスイッチ以降も、市場では高い人気を維持している。
今回捕捉したプロトタイプは、エクストラワイドのホイールアーチやサイドステップ、リヤにスペアホイールを装備。また、ルーフ前部には大ぶりなスポイラーも装着されていたが、これはLEDライトバーを隠している可能性もあるようだ。なお、リング型LEDデイタイムランニングライトやバンパー、テールライトなどは市販時に最新世代のパーツへと刷新されるはずだ。
いまのところパワーユニットの確定情報はないが、4L V型8気筒ツインターボを搭載して最高出力は585ps、最大トルク849Nmを発揮するという説が有力。その価格は初代と同じくGクラスとしては破格で4000万円級になるとの噂もある。気になるデビュー時期だが、最速で2020年内という話がある一方、現段階では2021年後半との説が有力となっている。