ヘッドライトはよりスリムでシャープなデザインに!
アウディは現在、ミッドクラスSUV『Q5』次期型を開発中だが、エクステリア前後デザインの予想CGを入手した。
【写真16枚】アウディQ5の予想CGとスクープ画像はコチラ
2代目となる現行型Q5は2017年から発売されており、これが6年ぶりのフルモデルチェンジとなる。現在アウディは多くの自動車メーカーと同様に、電動化を加速している。すでに、2026年に新しいガソリンエンジンモデルの開発を終了し、2030年代には内燃機関モデルの販売を完全に停止することを発表している。第3世代となる次期型は2024年の発売が予想されており、前出のスケジュールに当てはめると、アウディの最も売れているモデルの1つであるQ5にとって、次期型は最後のガソリンエンジンモデルとなることが濃厚だ。
これまで捉えた最新のプロトタイプでは、スリムなヘッドライト、新設計されたシングルフレームグリルの一部、バンパー両サイドの目立つエアカーテン、より大きな開口部を持つインテークなどが確認できており、よりアグレッシブな表情となることが予想されているが、今回はそのプロトタイプのカモフラージュを完全にアンヴェールし、予想CGを制作している。
市販型フロントエンドには、メッシュのシングルフレームグリル、ドットパターンのコーナーエアインテークを装備、ヘッドライトはよりスリムでシャープなデザインとなっている。またサイドミラーがAピラー根本に移動されるほか、ドアハンドルは現行型より少し上に配置される。
後部ではスポーティなテールライトをスリムなLEDストリップで接続、ルーフからテールゲートにかけてよりラウンドしたデザインが特徴となっている。
次期型では、『A8』や『Q8』を支える「MLB Evo」プラットフォームを採用、ホイールベースが延長され、居住空間が充実するほか、自動運転機能、接続機能、さらには4輪ステアリングなど、あらゆる種類の高度な技術が利用できるようになるだろう。
内部はまだ撮影されていないが、スクリーン、安全技術、ドライバーエイド、最新のインフォテインメントグッズが満載で提供されるはずだ。パワートレインは不明だが、さまざまなガソリンエンジンとディーゼルエンジン、ハイブリッド、プラグインハイブリッドなどがラインアップされるだろう。