バルクヘッドに沿ってパッドやトリムを施すことでカタチになった左右シートは、その構造ゆえ固定式。また全高を低く抑えるため寝たポジションとなり、ステアリングが遠い。このSr.1はそれを改善するためステアリングボスに手を加え、ドライバー側に近づけている。低さと軽さを追求した工夫が、ヨーロッパSr.1のいたるところに見られる。 PHOTO:前田恵介 カー・マガジン472号より転載 記事にもどる