ベース車とは異なるフェンダーは新金型ボディで!
トミーテックが手掛ける1/64スケール・ミニカー、トミカリミテッド ヴィンテージNEOの11、12月の新製品から、気にあるアイテムをピックアップしてご紹介しよう。11月に発売となるホンダ バラードスポーツCR-X MUGEN CR-X PROである。
【画像19枚】ベース車のグレード違いまでフォローした仕上がりを確認する!
初代CR-XであるバラードスポーツCR-Xは1983年に登場。軽快な走りで”FFライトウェイト・スポーツ”という新たなジャンルを築いた傑作車だ。そのコンパクトなクーペボディのまとまりの良さは、ドレスアップやチューニングの素材としても最適であったが、そんな中で特に有名なのが、ホンダと関係の深い無限が製作した無限CR-X PROである。
ブリスター状に張り出した前後フェンダーや大型のフロントエアダム、統一されたカラーリングなどの魅力溢れるルックスは、当時タミヤからもプラモデル化されたほど。また、エクステリアばかりでなく、エンジンやサスペンションなどの強化パーツも用意され、その内容は本格的なものであった。
トミーテックでは、ノーマルの初代CR-Xを前期/後期ともにすでに製品化しているが、今回はフェンダーや給油口周りの形状といった要因もあり、ボディから新規に金型を起こしての再現となっている。ボディカラーは白と銀の2色となっているが、ただのカラーバリエーションではない。白は登場初期の1.5iがベース、銀はDOHCエンジンを搭載して追加されたSiがベースという違いがある。
具体的には、1.5iベースの白は平らなボンネットに無限CF-48ホイール、そしてルーフはシュノーケル仕様となっており、Siベースの銀はボンネットバルジ付き(これはSiの特徴)、ホイールは同じCF-48だがエアロカバー付き。そしてルーフはシュノーケルなし、という作り分けだ。
価格はそれぞれ3,850円(税込)で、11月発売予定。なお、写真は試作品のため実際の製品とは異なる部分もありうる点、ご注意を。
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