スーパーマーケットの屋上に立ち並ぶスーパーチャージャー。EVを普及させることでアメリカの景色を変えたテスラは、次は、どんな車でどのような新しいライフスタイルを、作り出そうとしているのだろうか。
Q:テスラの電池ってパナソニック製なの?
A:はい。ほかに中国のCATLや韓国のLGも電池を供給しています。
テスラの「ロードスター」はもともと、「18650」というパソコン用の円筒形リチウムイオン電池を大量に繋いで車の動力にするという、J・B・ストロウベルのアイデアからスタートした。その後、イーロン・マスクが筆頭株主になり、ロードスターの生産が軌道に乗ると、テスラは次の「モデルS」に取りかかる過程で、バッテリーを大量に調達する必要が出てきた。
そこで2011年、テスラはパナソニックから4年間で8万台以上のバッテリー供給を受ける契約を締結した。パナソニックのリチウムイオン電池は非常に高性能で知られており、EV用のバッテリーでは世界有数のシェアを誇っているのだ。パナソニックとの契約はその後も更新され、2014年にはネバダのギガファクトリーに、共同のバッテリー工場も建設している。
テスラは「モデル3」の量産にあたり、バッテリーを「2170」というサイズに変更する。直径が21ミリで高さが70ミリ、それで名称が「2170」。「18650」より1.4倍以上の容量を持つ電池だ。それが「モデルY」になると、テスラは新たに「4680」という大容量の電池を開発。「2170」よりもさらに容量が5倍大きなこの電池をテスラに提供したのは……続きは、『TESLA FAN BOOK』で!
タイトル:『TESLA FAN BOOK テスラについて知っておきたい100のこと』
定 価:1,650円 (本体:1,500円)
ページ数:148ページ オールカラー
発行年月日:2023年3月29日(水)
Amazon 商品ページ: https://www.amazon.co.jp/dp/4777026825
ネコ・パブリッシング内の紹介ページ: https://www.neko.co.jp/magazine/tesla-fan-book