××年前の今日…

ダンディ&セクシーを体現したスペシャルティクーペ、「二代目レパード」発売!【38年前の今日、こんなことが…】

「大人のライフスタイルをハイセンスに演出」

この記事の公開日は2024年2月18日。今から38年前の今日――すなわち1986年2月18日に発売された名車をご存じであろうか? 『あぶない刑事』でもお馴染み、二代目・日産レパードである。

【画像16枚】プレステージ感漂う豪華なスぺシャルティクーペ、F31レパードを見る!

レパードは1980年9月に、新規車種として登場した。それまでセドリック/グロリアに設定されていた2ドア・ハードトップを受け継ぐ形で生まれた、上級スペシャリティカーであるが、それと同時に、ブルーバードの6気筒モデルを発展させたものでもあった。そのためかこの初代レパードは、2ドアと4ドアのハードトップという2種類のボディを持っていたが、今回の本題である二代目レパード(F31型系)は、ライバルであるトヨタ・ソアラに全力で挑むべく、2ドア・クーペに統一されていたのが最大の特徴である。

そのスタイリングは、クーペとしてはオーソドックスなもので、BMWの6シリーズなどとの類似も指摘されたが、日産では「『優美さ』と『しなやかさ』を表現」、「ダイナミックなプロポーションによって実現したすぐれた空力特性」などと説明していた。フロントマスクを特徴づける横長のライトは、「プレステージ性を強調した8連式マルチヘッドランプ」とされている。

初代レパードはブルーバードのシャシーを用いていたが、二代目はスカイライン、つまり前年デビューのR31型とプラットフォームを共用していた。レイアウトはもちろんFRで、エンジンは初代後期型で導入されたVG型に一本化。初代レパードに搭載されたのは3LターボのVG30ETのみだったが、二代目レパードではツインカム化されたVG30DE(最高出力185ps)を筆頭に、2Lターボ(可変ノズル式のJETターボにインタークーラーも装着したもの)のVG20ET(155ps)、そしてベーシックなNAのVG20E(115ps)の3種類が用意された。

サスペンションはスカイライン同様にフロントがマクファーソンストラット、リアがセミトレーリングアーム。さらに、路面の状況などを検知した上でショックの減衰力を3種類のモード(ソフト、ミディアム、ハード)の中で自動的に切り替えるという、電子制御サスペンション「スーパーソニックサスペンション」が組み合わされている。このほか、電子制御パワーステアリングや4WASも採用されたが、これら3つのデバイスは全て最高グレードのUltima(アルティマ)のみの装備となる。

全5グレード構成、3LはUltimaのみ
グレード構成はこのアルティマを最上級モデルとし、これのみにVG30DEを搭載。2LターボにはXSとその上級版XS-Ⅱ、2LノンターボにはXJとその上級版XJ-Ⅱという布陣で、全5グレード。インテリアももちろん豪華なものであったが、ダッシュボードは俗に「絶壁」と呼ばれるデザイン(この頃の日産が好んで採用した、前面がそそり立つように直立した形状)で、これはあまり好評とは言えなかった。特筆すべきは、助手席のシートバックに中折れ機構を採り入れたパートナーコンフォートシートだが、これもアルティマのみの装備である。

当時の価格はXJ(5速MT)で232.1万円、XJ-Ⅱ(5速MT)で263.9万円、XS(4速AT)で275.1万円、XS-Ⅱ(4速AT)で306.9万円、アルティマ(4速AT)で383.7万円だった(いずれも東京地区)。

LE VOLANT web編集部

AUTHOR

愛車の売却、なんとなく下取りにしてませんか?

複数社を比較して、最高値で売却しよう!

車を乗り換える際、今乗っている愛車はどうしていますか? 販売店に言われるがまま下取りに出してしまったらもったいないかも。 1 社だけに査定を依頼せず、複数社に査定してもらい最高値での売却を目 指しましょう。

手間は少なく!売値は高く!楽に最高値で愛車を売却しましょう!

一括査定でよくある最も嫌なものが「何社もの買取店からの一斉営業電話」。 MOTA 車買取は、この営業不特定多数の業者からの大量電話をなくした画期的なサービスです。 最大20 社の査定額がネット上でわかるうえに、高値の3 社だけと交渉で きるので、過剰な営業電話はありません!

【無料】 MOTA車買取の査定依頼はこちら >>

注目の記事
注目の記事

RANKING