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開発責任者(当時)自らが「R35 GT-R」の内幕を語るプレミアム書籍、シリアルナンバー刻印入りでの発売に向けて受注開始!

実車と同じカーボン素材を表紙と背表紙に採用

カルチュア・エンタテインメント株式会社 ネコ・パブリッシング事業部は、日産GT-R(R35)を開発責任者として創り出した水野和敏氏が初めて明かす真実の全てを公開したプレミアム書籍『The GT-R “My philosophy and my original technologies』(R35GT-Rに込めた哲学と顧客への想い、そして隠された驚異のテクノロジー) の受注を、4月25日から開始した。

【画像14枚】R35マニアなら知らずにおれない内容が凝縮!気になる書籍の様子を見る

「愛車と共に持ち続けて欲しい」必携のバイブル
なぜ僅か3年という短期間で突然「世界最高のパフォーマンス」や「世界トップクラスブランドの商品価値」が出現したのか?  そして……発表から15年以上も経っているのに何故、その魅力は色褪せないで続いているのか?

R35GT-Rを企画し開発する中で、水野氏は独自に培った「ユニークな先進テクノロジーやノウハウ、そして企画やブランディングの世界戦略」を織り込んだ。しかし、その核となるエッセンスはメディアは勿論、日産の関係者にも未だ公表はされていない。

それは、「発表発売から10年以上経ち『マーケットでその価値が証明されるまでは公開しない』と心に決めていたからです。もし、市場の評価や判定が『ノー』であった場合は、自分の中に留め墓場に行こうと思っていたからです」(本人談)。

水野和敏(みずのかずとし)……日産R35GT-Rのプロジェクト総責任者 兼開発責任者、日産スカイラインやフェアレディZ、FX35&45の開発責任者、更には、日産ワークス グループCメーカー耐久選手権レースのチーム監督兼チーフエンジニアなどを歴任し、世界から「ミスターGT-R」「ファーザー・オブGT-R」などと称され、自動車の世界ではカリスマ的な存在。現在は、プロジェクト・カーズ合同会社代表

そして15年以上を経て市場の答えが出た今……R35GT-Rのユーザーやファン、そして未来を創るエンジニアに向けて、R35GT-Rだけが持つ「先進的でユニークな 独創的テクノロジーや、モノ創りの哲学と発想の原点、その思考と構想化の道筋」などを、開発責任者自身が正しく伝える、世界に例をみない本になっているという。

その内容の例として、以下のようなものが挙げられる。

  • ●ポルシェ911ターボSより最高出力で10馬力劣り、100kg重いのに、0-100km/h加速や、ニュルブルクリンクサーキットのラップタイムではR35GT-Rの方が速いのはなぜか?
  • ●200km/hものスピードで壁に激突クラッシュしても、多くのドライバーが、何故、無傷で助かっているのか?
  • ●宣伝広告費ゼロでどうして世界的なブランドが短期間に構築できたのか?

この書籍は、R35GT-R愛好家に向けて、ミスターGT-Rが直接真実を書き下ろし、そうした様々なことを伝えると共に、クルマとの一体感を持つ製本スペックとし、R35のバイブル的な意味合いも込めての発刊となるとのこと。

世界初! R35GT-Rの内装に使われたカーボン製パネルを表紙に採用!
水野氏がこの書籍でこだわったのが「R35GT-R =クルマとの一体感」、本物だけが持つ上質感、そして時の経過と共に上がるヴィンテージな価値。そこでこの本では表紙と背表紙に、2013年モデルまでのR35でセンターコンソールに採用されていたのと同じカーボン製のパネルを採用した。

実際にR35GT-Rのセンターコンソールに使われた、オートクレーブ焼きつけ製法のドライ・カーボン製のパーツ。これと同じカーボン製パネルを、世界で唯一書籍の表紙と裏表紙に採用する。

製作も、実際にR35GT-Rのカーボン製部品のほぼ全てを手がける(株)チャレンヂで、同社の本社工場にあるR35と同じ製造設備と工法を使って製造されるという。仕上げは、R35のカーボン製リヤウィングと同じ「艶消し黒色含有のクリア膜厚50~60ミクロン塗装」のカーボン製パネルに、書籍タイトルをゴールドで箔押し。水野氏が実車の開発でもこだわった、マットで立体感のある上質さを再現しているという。

書籍の表紙を飾る ドライ・カーボン製パネルは、(株)チャレンヂ本社工場のオートクレーブ釜を使って、航空機や本格レーシングカー用の部品と同様に高圧で焼き上げられる。

ミスターGT-Rかく語りき…その想いとは?
R35GT-R開発責任者であり、この本の著者でもある水野和敏氏は以下のように語る。
「R35GT-Rを扱う雑誌や解説本は世界中で発刊され、今なお人気となっていますが、それらは評論家やライターの方が、人伝の話やメーカーの広報資料を基に、外から想像した視点から書かれています。

そして今、世界的なEV(電気自動車)への移行に伴い、ガソリンエンジン搭載の高性能スポーツカーヘの関心は、投機的な価値を含めて高まり、中古車の市況価格も異常な跳ね上がりとなっています。発表発売後15年を経た日産R35GT-Rも生産終了の時期が近づいており、各イヤーモデルも発売後には即完売状態です。

こうした状況になった今だから、今まで公表せずに、私の内に留めていた『クルマ創りの哲学や商品への執念。超短期間の内に世界最高の超高性能なスーパーカーを開発すると共に、世界ブランドとして市場に定着させたシナリオ。R35GT-Rに隠されているユニークな世界超ド級の独自テクノロジーと、織り込んだ特殊な性能や機能と信頼性』など正しい内容を語り説きたいと想っています」

全冊シリアルナンバー刻印入り!さらにNordRing(ノルドリンク)スペックも用意!
『The GT-R “My philosophy and my original technologies”』は日本語、英語の同時表記で全冊シリアルナンバー入り。だがこれだけでなく、さらなる特別バージョンも用意されているという。R35GT-Rの超高性能担当開発ドライバーであり、現在株式会社ノルドリンクの代表取締役として、R35のメンテナンスと共にオリジナル部品の開発・販売などを行っている鈴木利男氏と水野和敏氏のサイン入りカーボン製プレートが背表紙の裏面に追加された「NordRingスペック」が準備されているのだ。こちらには鈴木利男氏による、特別版R35GT-Rの開発秘話を小冊子付録としている。

R35GT-Rの魅力性能開発を担当する開発ドライバーとして活躍した、株式会社ノルドリンク代表取締役の鈴木利男氏(左)と水野氏。水野氏が監督兼チーフエンジニアとして参戦していた、グループC メーカー耐久選手権レースでも、鈴木利男氏はレーシングドライバーとしては勿論、開発ドライバー(R90CP~NP35)としても活躍し、参戦したレース全てのチャンピオン獲得に貢献した。

【仕様・体裁】
タイトル:The GT-R “My philosophy and my original technologies”
本体:A4 188ページ予定
仕様:ドライ・カーボン製パネル表紙ハードカバー/プレミアム収納BOX付き/シリアルナンバー入り/日英同時表記、同時受注
受注開始予定時期:2024年4月
お届け予定時期:2024年11月
本体価格:20万円(税込価格22万円)

NordRingスペック本体価格: 25万円(税込価格27万5000円)
鈴木利男氏と水野和敏氏のサイン入りカーボン製プレートを背表紙に追加、さらに鈴木利男氏による、特別版R35 GT-Rの開発秘話が収録された小冊子付き。

販売方法:カルチュア・エンタテインメント ネコパブショップ(EC 受注限定)

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