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【速報】日本導入3ヶ月、アルファ・ロメオ ジュニアが早くも欧州で改良。新ホイール&パッケージを追加、AWDも選択肢が拡大

アルファ・ロメオ ジュニア ヴェローチェ・エレットリカ MY26
アルファ・ロメオ ジュニア ヴェローチェ・エレットリカ MY26
アルファ・ロメオ ジュニア ヴェローチェ・エレットリカ MY26

世界受注5万台超えの人気モデルがさらなる進化

アルファ・ロメオは2025年9月19日、欧州市場に向けてコンパクトSUV「ジュニア」の2026年モデル(MY26)を発表し、受注を開始した。日本市場には今年6月に導入されたばかりのブランニューモデルであるが、早くも商品力向上のためのアップデートが施されることになる。すでに全世界で5万台を超える受注を記録するなど、その人気ぶりがうかがえるジュニアが、今回の改良でさらなる魅力を手に入れた。

【画像105枚】あなたならどの仕様を選ぶ? 新パッケージで広がる、アルファ・ロメオ・ジュニアの多彩な表情

デザインの選択肢を広げる、新たなホイールラインナップ

今回のMY26で最も注目すべき進化点は、顧客の多様なニーズに応えるためのラインナップの再構成と、それに伴うデザイン面の選択肢の拡充である。特にエクステリアデザインの印象を大きく左右するホイールに、新たな選択肢が加わった。

新しいラインナップでは、空力効率とエレガンスを両立させることを目的にデザインされた、18インチの「Aero」ホイールが新設定された。これにより、従来から設定されている「Petali」や「Fori」といったデザインに加え、Veloce Elettrica(ヴェローチェ・エレットリカ)専用の20インチ「Venti」と合わせ、オーナーは自らの好みに応じて多彩なスタイルを選択できるようになった。モデルが持つ様々な個性を、足元から表現することが可能となったのである。

Sprint」と「Ti」を軸に2つのパッケージを設定

ジュニアのラインナップは、「Sprint(スプリント)」と「Ti」という2つのバージョンを基軸とし、それぞれに「Sport(スポーツ)」と「Techno(テクノ)」というパッケージオプションを組み合わせる、分かりやすいモジュラーシステムが採用された。この新たな構成は、デザイン面にも直接的な変化をもたらす。

新設定された中間グレードの「Sprint」は、日常の使い勝手にスタイルと快適性をもたらすことを意図しており、エクステリアにはハイグロスブラック仕上げのボディキットが与えられ、ティンテッドウィンドウと共に精悍な印象を高めている。一方、洗練されたディテールを求める顧客に向けた「Ti」バージョンでは、アルミ製ペダルやスポーティなキックプレートが装備され、乗り込む際の満足感を高める演出がなされている。

アルファ・ロメオ ジュニア ヴェローチェ・エレットリカ MY26

アルファ・ロメオ ジュニア ヴェローチェ・エレットリカ MY26

ジュニアのダイナミックな魂を最大限に引き出したいオーナーのために用意されたのが「Sport」パッケージだ。これを装着すると、インテリアはアルカンターラ張りのサベルト製シートでアップグレードされ、ステアリングホイールやインテリアのアクセントにも同素材が用いられる。アルミニウム製のペダルとキックプレートも備わり、エクステリアにもレースの世界から着想を得たスタイリング要素が加えられるなど、視覚的にも走りへの期待感を高める仕様となっている。ハイブリッド仕様では、ステアリングホイールにパドルシフトも追加される。

人気のAWDQ4ハイブリッド」がより身近な存在に

パワートレインの選択肢の広さもジュニアの大きな特徴であり、MY26でもその魅力は健在だ。100%電気駆動(BEV)、前輪駆動のハイブリッド、そして全輪駆動(AWD)の「Q4ハイブリッド」という、プレミアムコンパクトセグメントにおいて最も幅広い選択肢を提供し続ける。

アルファ・ロメオ ジュニア イブリダ Q4

今回の改良では、これまで上級グレードに設定されていたQ4ハイブリッドが、より求めやすい「Sprint」バージョンでも選択可能になったことが特筆される。これにより、アルファ・ロメオならではのドライビングプレジャーと全輪駆動がもたらす安全性を、より幅広い顧客層が享受できるようになった。このSprint仕様のQ4には、18インチの「Fori」ホイールやフルLEDヘッドライトが標準で装備される。

★見出し

レベル2自動運転支援などを全トリムで選択可能に

デザインや走行性能だけでなく、先進技術においても進化を遂げている。全トリムレベルで装着可能な「Techno」パッケージは、アルファ・ロメオが誇る最新技術を結集したもので、マトリックスLEDヘッドライトやレベル2の自動運転支援システム、ハンズフリー開閉機能付き電動テールゲート、180度リアビューカメラ、360度パーキングセンサー、キーレスエントリーなどが含まれる。さらに、ワイヤレススマートフォンチャージャーやブラインドスポットモニター付きのヒーテッドドアミラー、自動防眩ルームミラーといった快適装備も充実し、利便性を大幅に向上させている。

今回の2026年モデルへのアップデートは、デザインのカスタマイズ性を高め、ラインナップ構成をより明快にすると同時に、先進技術と魅力的なパワートレインをより多くの顧客に提供することを目的としている。世界的な成功を収めているジュニアが、その魅力をさらに磨き上げ、ますます拡大し、要求が厳しくなっている市場の期待に応えようとするブランドの強い意志を示すものだと言えるだろう。

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※この記事は、一部でAI(人工知能)を資料の翻訳・整理、および作文の補助として活用し、当編集部が独自の視点と経験に基づき加筆・修正したものです。最終的な編集責任は当編集部にあります。

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