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「カタログモデル」として選べる漆黒。メルセデス・ベンツGLE/GLSに「ナイトエディション」

さらに高められた上質さと品格

メルセデス・ベンツ日本は2025年12月16日、メルセデス・ベンツGLEに「GLE 450 d 4MATIC Sports Night Edition(4マチック・スポーツ・ナイトエディション)」、「GLE 450 d 4MATIC Coupé Sports Night Edition(4マチック・クーペ・スポーツ・ナイトエディション) 」を、同GLSに「GLS 450 d 4MATIC Night Edition(4マチック・ナイトエディション)」をそれぞれ追加し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて発売した。

いずれも限定モデルではなく、通常ラインナップとしての設定となる。価格はGLE 450 d 4マチック・スポーツ・ナイトエディションが14,820,000円、GLE 450 d 4マチック・クーペ・スポーツ・ナイトエディションが15,180,000円、GLS 450 d 4マチック・ナイトエディションが15,340,000円(いずれも税込)。

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GLEナイトエディションの特徴

「GLE」は、1998年誕生の「Mクラス」の後継モデルとして進化を遂げた「プレミアムSUV」とされるモデルだ。このたび追加されたGLEナイトエディションは、ブラックアクセントを施したスタイリッシュな装備を標準設定とすることで、洗練されたデザインを重視するユーザーに向けたモデルとなっている。

ナイトパッケージの採用により、ドアミラー、 ルーフレール(クーペ除く)、フロントリップ、リアバンパーをブラック仕上げとし、ドアハンドル上部はダーククロームで全体を引き締めている。また、黒を基調とした22インチAMGアルミホイールが足元に存在感を演出、イルミネーテッドステップカバー(ブラック)も装着される。

インテリアでは、シート素材に「本革/ナッパレザー[ブラック]」を採用し、アンスラサイト・オークウッドインテリアトリムや、本革巻スポーツステアリング(ナッパレザー)と合わせて、上質で統一感のある仕上げを目指した。

従来通りAIRMATICサスペンションとアダプティブダンピングシステムが標準装備され、路面や走行状況に応じて減衰力の自動最適化を担う。さらに、走行安定性と快適性を高めるという「E-ACTIVE BODY CONTROL パッケージ」も有償オプションとして選択可能とのこと。

GLSナイトエディションの特徴

「GLS」は、メルセデス・ベンツのSUVを表す「GL」に車格を表す「S」が付いた名が示す通り、大人7名が3列で乗車できるゆとりあるボディサイズに、SUVの走行性能を備えたモデルだ。このたび加わったGLSナイトエディションは、GLSのベースモデルであった「GLS 450 d 4マチック」の名称を「ナイトエディション」に改めたもので、より充実した装備と、フラッグシップSUVに相応しいスタイルの実現を狙いとしたものである。

標準ホイールは、20インチから23インチAMGアルミホイールへと大径化し、重厚感を強調。さらに、AMGラインエクステリアと、フロントグリルがダーククロームに変更されるナイトパッケージを標準化し、エクステリアにおける存在感を強調している。このほか、イルミネーテッドステップカバー(ブラック)とノイズ軽減タイヤも装備。

インテリアは、肌触りの滑らかな本革(ナッパレザー)をふんだんに用い、アンスラサイト オークウッドトリムや本革巻スポーツステアリング(ナッパレザー)と組み合わせ、スポーティさと品格を感じさせる空間の演出が図られている。

エクステリアカラーは、ナイトパッケージによるブラックアクセントとの調和を重視した「オブシディアンブラック(メタリック)」、有償オプションである「MANUFAKTURオパリスホワイト(メタリック)」と「MANUFAKTURアルペングレー(ソリッド)」の、合計3色から選択可能だ。

今回追加された3モデルと価格をあらためて整理すると以下の通り。
●GLE 450 d 4MATIC Sports Night Edition (ISG)
3L直列6気筒直噴ディーゼルターボ/右ハンドル
14,820,000円(税込)
●GLE 450 d 4MATIC Coupé Sports Night Edition (ISG)
3L直列6気筒直噴ディーゼルターボ/右ハンドル
15,180,000円(税込)
●GLS 450 d 4MATIC Night Edition (ISG)
3L直列6気筒直噴ディーゼルターボ/右ハンドル
15,340,000円(税込)

※画像はいずれも欧州仕様車

【ル・ボラン編集部より】

「SUVのSクラス」たるGLS、そしてプレミアムSUVの中核を成すGLE。両雄の真価は、巨体を忘れさせるほど洗練された直6ディーゼル(450 d)の滑らかな所作にある。これまでは「包容力」や「優しさ」が前面に出ていたそのスタイリングに対し、今回追加された「ナイトエディション」は、黒を基調とした緊張感を与え、新たな二面性を引き出したといえるだろう。特筆すべきは、この精悍な仕立てが限定車ではなく「選択肢」として常設された点だ。漆黒のディテールは、都会の夜景に溶け込むモダンな美学を宿しつつ、あえて威圧感を抑えた知的な選択としても映る。圧倒的な快適性と静粛性を、より引き締まった世界観で味わいたいと願うオーナーにとって、まさに待望のカタログモデル化である。

【画像22枚】ナイトエディションならではの精悍かつ上質なディテールを確認!

LE VOLANT web編集部

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