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640psの「GT2 ストラダーレ」を解き放つ特権。マセラティ、2026年公式ドライビング体験の全貌

マセラティ、2026年の公式ドライビングプログラムの開催概要を発表

マセラティは2026年3月12日、公式オントラック・ドライビング・プログラム「マスター・マセラティ・ドライビング・エクスペリエンス」の2026年の開催概要を発表した。今年で26年目を迎える本プログラムは、新たにドイツやフランスの国際サーキットでの開催を追加され、さらに、ブランド史上最もパワフルな公道モデル「GT2 ストラダーレ」や、専用モデル「MCXtrema」の導入など、かつてない充実の内容となっている。

【画像8枚】マセラティ公式プログラムが新たな次元へ。最高出力640psの公道公認モデル「GT2 ストラダーレ」の姿を見る

プログラムの拡大と新たな舞台

1999年の開始以来、世界中から9000人以上が参加してきたマスター・マセラティは、プロの指導のもとでマセラティのパフォーマンスを安全に体感できるプログラムである。2026年は従来のアウトドローモ・ディ・モデナなどに加え、上級者向けコースの舞台として、極めてテクニカルなヴァレルンガ・サーキットが選ばれた。

さらに今年から、プログラムはイタリア国外にも拡大される。ドイツのホッケンハイムリンクとフランスのポール・リカール・サーキットという2つの名門サーキットが新たに追加された。これにより中東欧や中央ヨーロッパの顧客向け専用イベントが開催されるなど、よりグローバルな規模で展開されることになる。

最強の公道モデル「GT2 ストラダーレ」が主役に

今年の目玉は、より没入感のある体験を提供するよう再構築された「GT2 ストラダーレ・レーストラック・アカデミー」と「GT Pro」の2つの上級コースである。主役となる「GT2 ストラダーレ」は最高出力640psを発揮し、0-100km/h加速が2.7秒、最高速度は320km/hを超える。MC20から60kgの軽量化を実現しており、内燃機関を搭載するマセラティの公道公認モデルとしては最強のスペックを誇る。

また、プログラムにはサーキット専用モデル「MCXtrema」のオーナーに向けた専用セッションも新たに用意された。アカデミー期間中に設けられるこの特別な走行枠は、サーキットにさらなる熱気をもたらし、参加者全員の体験をより豊かなものへと昇華させる。

多彩なコースとシム・レーシングの進化

プログラムは目的やスキルに合わせて4つのコースで構成されている。極限のスピードを追求するアカデミーや1日コースのGT Proでは、車載テレメトリーによる精緻なデータ分析やプロによるホットラップが行われる。一方、半日コースの「GT Am」や「モデナ GT エクスペリエンス」では、最新モデルの走りを体感しつつ、マセラティの歴史的な生産工場見学などブランドの世界観に浸れる内容となっている。

現実の走行に加え、デジタル世界との融合が強化された点も特徴である。昨年導入されたシム・レーシングがより重要な役割を担い、上級コースの参加者はバーチャルなGT2レースカーを使用したコンテストに挑む。現実とデジタルが統合された最先端のトレーニング環境が構築されている。

同伴者や企業向けの特別なプログラム

マスター・マセラティは、参加者だけでなく同伴するゲストにも特別な体験を提供する。ゲスト向けには、ピットレーンの雰囲気や専用ラウンジを楽しめるパッケージと、実際にサーキットで車両をテストドライブできるパッケージが用意されている。プロが運転する車両への同乗走行も含まれており、サーキットの醍醐味を存分に味わうことができる。

さらに、企業やVIPクライアントに向けたオーダーメイドのインセンティブ・プログラムも提供される。これにはサーキットでのドライビングに加えて、地元の美食体験やクラシックカー博物館の見学などを組み合わせることが可能である。18名から30名までのグループに対応し、究極のインセンティブ旅行として活用できる。

【ル・ボラン編集部より】

GT2ストラダーレは単なる「速いMC20」ではない。前後で500kgに達するダウンフォースや、カーボン製パドルを弾くたびに背中を貫くような変速の衝撃は、まさしく実戦用レーサーの血統である。しかし同時に、マセラティ特有の美意識やドライバーへの深い包容力も兼ね備えている。こうした「荒ぶる血」と「洗練」という相反する要素を公道で完全に解き放つのは至難の業だ。それゆえ、名門サーキットを舞台に用意された今回の公式プログラムは、この規格外の“三叉槍”と真に対話するための、必然にして最良の場となるはずだ。

【画像8枚】マセラティ公式プログラムが新たな次元へ。最高出力640psの公道公認モデル「GT2 ストラダーレ」の姿を見る

※この記事は、一部でAI(人工知能)を資料の翻訳・整理、および作文の補助として活用し、当編集部が独自の視点と経験に基づき加筆・修正したものです。最終的な編集責任は当編集部にあります。
LE VOLANT web編集部

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