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【本日発表】世界初の静電サウンド搭載。最高峰レンジローバー「SVウルトラ」が体現する英国流の美学

レンジローバーSVウルトラ

車内は至高のコンサートホールへ。五感を満たす次世代ラグジュアリーの到達点

ジャガー・ランドローバー(JLR)は2026年4月29日、、レンジローバーのラグジュアリーと洗練の頂点に立つ新モデル「レンジローバーSVウルトラ」を発表した。専用エクステリアや美しく精巧なインテリアに加え、自動車界で世界初となる「SV静電サウンド」テクノロジーを採用。快適性とウェルビーイング、そして究極のリスニング体験を融合させた、ブランド史上最も豪華で先進的なモデルとなっている。

【画像38枚】液体金属の輝きを放つ新色「タイタンシルバー」と、天然ラタンが彩る極上インテリアの全貌を見る

液体金属の輝きと天然ラタンの温もり。相反する美が交差するビスポーク空間

エクステリアは複数のカラーバリエーションが用意されるなか、本モデル専用に配合された「タイタンシルバー」が新たに導入された。微細なアルミニウムフレークと先進的な顔料テクノロジーを活用したこの新色は、本物の金属が液体になったかのような、深く光沢のある表情を見せる。虹色のような鏡面効果を持ち、サテン・プラチナム・アトラスとシルバー・クロームのアクセントがグリルやサイドグラフィックを上質に彩る。足元には、サテン・プラチナムのインサートと新しいセンターキャップを組み合わせた23インチ合金ホイールが装着される。

インテリアは、新開発の専用ライトデュオトーン「オーキッドホワイト」と「シンダーグレー」を組み合わせた「Ultrafabrics」によるレザーフリーインテリアを採用している。シートには精巧なレーザー加工によるモザイク模様のパーフォレーションが初採用され、彫刻的な上部からバックレストに至るまで、統一感のある非常にディテールに富んだ表面処理がなされている。

さらに、特許技術で自然の特性を保持した天然のラタンパーム(籐・ヤシ)の突板が、室内に繊細な質感と奥行きをもたらす。オーキッドホワイトの色合いで独自の木目が強調されたこの突板は、タッチスクリーンの下部から後席の電動展開式クラブテーブル、クーラーボックスの電動ドアにまで続く。これに光沢のあるホワイトセラミック仕上げやカラーマッチしたスピーカー、シートベルト、専用トレッドプレートなどが組み合わされ、明るく穏やかなテーマを徹底している。また、ウールとリサイクルポリエステルをブレンドしたクヴァドラ社の非皮革テキスタイルを使用したクッションも用意され、現代的な快適さを提供する。

コイル式からの完全なるゲームチェンジ。静寂と熱狂を操る自動車界初の音響革命

このレンジローバーSVウルトラにおける最大の技術的トピックは、ハイファイ静電サウンド技術を自動車として初めて導入したことである。「SV静電サウンド」システムはすべてのSVモデルに専用オプションとして設定され、このSVウルトラで初デビューを飾る。

システムは21の軽量な薄膜トランスデューサーを備え、各シートにパーソナルな音響空間を創り出す。静電パネルは新設計のウイング付きヘッドレストやシートバック、ヘッドライニングなどの既存スピーカー位置に統合され、シームレスでクリアなサウンドを届ける。各スピーカーには厚さわずか1mmの超高感度メンブレン(振動板)が内蔵され、従来の最大1000倍の速さで反応する。これにより、最小限の振動や歪みで、スタジオや最高級ヘッドホンでしか味わえない没入感のあるサウンドステージを実現している。

この画期的な技術は、従来のコイルスピーカーと比較して最大90%の電力を削減し、質量も90%削減するという大きな利点を持つ。さらにレアアースを一切使用せず、質量の100%がアップサイクルおよびリサイクル可能な素材で製造されている点も特筆すべきである。マイナス20度から65度という過酷な寒暖環境で1000時間以上のテストを実施し、レンジローバーならではの厳しい開発要件もクリアしている。

「聴く」から「浸る」へ。AIとセンサリーフロアが導くウェルネスの境地

究極のオーディオ体験は、耳で聴くだけにとどまらない。SV静電サウンドは「ボディ・アンド・ソウル・シート(BASS)」および「センサリーフロア」テクノロジーと見事に調和し、多次元的な音響体験をもたらす。

前後席に搭載されたBASSは、AIで最適化されたソフトウェアを使用してメディアをリアルタイムで分析し、シート内に脈動を発生させる。さらに、SVブラックに続きSVウルトラにも搭載されたセンサリーフロアは、各乗員の足元にある4つのトランスデューサーを通じて触覚フィードバックを追加する。これがBASSと連携し、音楽の体験がシートを超えて拡張され、乗員をパフォーマンスの中に完全に包み込む。

また、純粋なリスニングの楽しみを超えて、リラクゼーションと集中のための6つのBASSウェルネスプログラムも選択可能である。「Calm(穏やか)」から「Invigorating(活気)」まで用意されたモードは、乗員の不安の軽減や認知反応の向上をサポートする。

このラグジュアリーとテクノロジーの結晶であるレンジローバーSVウルトラは、P550eプラグインハイブリッドと、P615 V8パワートレインの2種類から選択できる。本年後半にはBEVバージョンも追加される予定とのこと。自動車ブランドとして初めてこの独自体験を提供するレンジローバーは、没入感とウェルビーイングの新たな基準を打ち立てたのである。

【ル・ボラン編集部より】

液体金属を思わせる先鋭的な外装色に対し、室内は天然ラタンや非皮革素材が織りなす温もりの空間。この一見相反する要素の同居こそ、最新の英国式ラグジュアリーの真骨頂だ。かつて白洲次郎も愛したレンジローバーの流儀は、最新鋭の「SV静電サウンド」やウェルネス機能という形に姿を変えつつも、根底にある「控えめの美学」を失っていない。単なるスペックの誇示ではなく、乗員の心身を整えるパーソナルな移動空間への昇華。それは、重厚長大な高級SUVのあり方に対する、ブランドからのひとつの知的な解答といえる。

【画像38枚】液体金属の輝きを放つ新色「タイタンシルバー」と、天然ラタンが彩る極上インテリアの全貌を見る

※この記事は、一部でAI(人工知能)を資料の翻訳・整理、および作文の補助として活用し、当編集部が独自の視点と経験に基づき加筆・修正したものです。最終的な編集責任は当編集部にあります。

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