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居住性改善と新1.5Lで「ベビーRAV4」へ。次期トヨタ・カローラクロスはサイズ拡大でも200万円台死守か

次期トヨタカローラクロス 予想CG
次期トヨタカローラクロス 予想CG
次期トヨタカローラクロス 予想CG

次期「カローラクロス」は新開発1.5Lエンジン搭載&GRスポーツを設定し最強SUVに!?

トヨタの主力コンパクトSUV「カローラクロス」次期型の最終デザインに関する重要情報が判明した。2020年の登場以来、C-HRとRAV4の中間ポジションとして確固たる地位を築いてきた同車だが、次世代モデルでは大幅なサイズアップを伴う包括的な再設計が予定されている。最新情報をもとに、次世代カローラクロスの全貌を解き明かしていく。
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エクステリアは「ベビーRAV4」へと迫る存在感に

次期型の最大のトピックは、近年のSUVトレンドに合わせたボディサイズの拡大である。従来はRAV4よりコンパクトな設計で明確な差別化を図っていたが、次期型はサイズアップによりRAV4の存在感に近づく。そのルックスはまさに「ベビーRAV4」と呼ぶにふさわしく、サイズと成熟度を高めた印象となるだろう。外観デザインは、2025年末発表の「トヨタ・カローラコンセプト」のデザイン言語を色濃く反映する見通しだ。

フロントマスクにはコンセプト由来のヘッドライトやトレンドの網目模様グリルを採用し、厚みのあるアンダーグリルバーでSUVらしい力強さを強調している。サイドビューにはCピラーから流れる2本のキャラクターラインが入り、リア周りはスリムなLEDテールライトとフラットなテールゲートですっきりとまとめられると予想される。また、ブラックのルーフとピラーにプラスチック製のクラッディングを調和させたツートンカラーも継続される見込みだ。

最大の弱点を克服し、未来型のコクピットへ

ボディサイズの拡大は、居住性の向上という大きなメリットをもたらす。これまで現行モデルに対する根強い不満点の1つだった後席のレッグルームとラゲッジスペースが大幅に拡大され、使い勝手が大きく改善されるはずだ。コクピット周りも全面的に刷新される。フローティングセンターコンソールが採用され、デジタルメーターの両脇にはコントロール類が配置される。さらに、助手席専用のインフォテインメントディスプレイも搭載されるなど、より未来的で先進的なレイアウトへの進化が期待できる。

パワートレインには新開発の1.5Lエンジンを導入

メカニズムの面でも大きな進化が待ち受けている。骨格にはカローラセダンやハッチバックと共有する、既存のTNGAプラットフォームの進化版が採用される可能性が高い。パワートレインは、現行の1.8L直列4気筒エンジンから新開発の1.5L直列4気筒エンジンへと刷新される。この新エンジンは燃焼効率を大幅に改善しつつ高出力を実現するだけでなく、厳しいユーロ7排ガス規制にも対応する見込みだ。

さらに、新エンジンに電気モーターを組み合わせたハイブリッドモデルや、競争力のあるゼロエミッション走行距離を誇るプラグインハイブリッド(PHEV)の設定も有力視されている。くわえて、専用のボディキットやエアロパーツを装着し、よりシャープなシャシーセッティングを備えた「GRスポーツ」バージョンの設定も確実視されている。

スターティングプライスは引き続き200万円台に収まる見通しに

次期カローラクロスはグローバルモデルとして、セダン(2027年投入予定)の翌年となる2028年にワールドプレミアされる予定だ。装備の充実やサイズ拡大に伴い、全グレードで10万円プラスアルファの値上げが予想されるが、スターティングプライスは引き続き200万円台に収まる見通しだ。圧倒的なコストパフォーマンスを維持したまま「ベビーRAV4」へと進化する次期カローラクロスは、再びSUV市場の台風の目となるだろう。

【ル・ボラン編集部より】

歴代カローラが脈々と受け継ぐ「プラスアルファ」の哲学は、次期型においてさらなる成熟を迎えようとしている。RAV4に迫る堂々たる体躯と先進装備を与えられながらも、新開発1.5Lエンジンによる徹底した高効率化と200万円台からの価格を維持する点は、実にトヨタらしいしたたかな戦略だ。明確な車格のヒエラルキーを超え、「身近な実用車」でありながら「確かな所有欲」を上質な次元で満たす。この相反する要素を見事に共存させたパッケージングにこそ、次世代カローラクロスが世界の指標となる所以がある。

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