コラム

目指せ“メデ耐”! まずは形から!? 58歳初心者が名門「アルパインスターズ」で学ぶ、失敗しないレーシングギア選びの極意【オンナ編集長きょーやの挑戦 その4】

世界最高峰で選ばれる名門「アルパインスターズ」

編集長としてのスキルアップのためにもさまざまなことに挑戦していくというこの企画。まずはメディア対抗ロードスター耐久レースに参戦するべく特訓を重ねていたきょーや。でもレースに出るには、レーシングギアも必要! 

今回私が選んだのは、イタリアに本拠地を置く世界的な名門ブランド「アルパインスターズ」。もともとはモーターサイクル(二輪)用のギアからスタートしたブランドだが、四輪レースの世界でもその技術力とデザイン性が評価され、F1をはじめ、国内最高峰のスーパーフォーミュラやスーパーGTなどで数多くのトップドライバーに愛用されている。というわけで、「何事も形から入る」のがモットーなワタクシは、モチベーションを高めて練習に励むためにも、アルパインスターズをチョイスした。

ここでは、マシンの準備と同じくらい重要な「レーシングギアの選び方」について、アルパインスターズ総輸入元、SPKの岩坪さんと松田さんにお話をうかがった。

パドックでもひと際目を引くトップブランド「アルパインスターズ(alpinestars)」でのフィッティング取材をもとに、初心者からベテランまで必見のレーシングギア選びについてうかがった。お話ししてくださったのは、アルパインスターズ総輸入元であるSPK株式会社執行役員CUSPA営業本部長の岩坪正隆さん(左)と、CUSPA営業本部ブランディング課の松田れいさん。

【画像18枚】グローブの「外縫い・内縫い」の違いも一目瞭然! 名門「アルパインスターズ」最新ギアのディテールを見る
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岩坪「公式戦では、FIA(国際自動車連盟)が定める厳しい安全基準をクリアしたギアの着用が義務付けられています。基本となるのは、レーシングスーツ、グローブ、シューズ、ヘルメットです。さらに、絶対に忘れてはならないのがアンダーウェア類ですね」

これらは基本的にすべて耐火性を備えたFIA公認モデルで揃えなければならず、万が一の車両火災の際、肌着の段階からドライバーの命を守る設計になっている。

ドライバーを保護し、運動性を高めるフェイスマスクとアンダーウェア各種。左からバラクラバ、トップ、ボトム、ソックス。

岩坪「レーシングスーツ選びですが、可能であれば試着していただくことを推奨します。同じサイズ表記であっても、ブランドやモデルによってカッティングやサイズ感が全く異なります」

松田「特に女性ドライバーの場合は要注意です。男性用とはバスト、ウエスト、ヒップなどのボディラインが根本的に異なるため、女性専用に作られたモデルを選ぶことを強く推奨しています。また、試着する際はただ直立するのではなく、実際のドライビングポジション(乗車姿勢)をとってみて、袖や裾の長さ、背中の突っ張りがないかを確認することが重要です」

左はGP TECH V4 SUIT FIA: ¥251,900(税込)。プロドライバーも愛用する軽量モデル。通気性・操作性にも優れる。右はGP RACE V3 SUIT FIA: ¥109,890(税込)。レギュラーフィットデザインの四輪用レーシングスーツ。なお、アルパインスターズのレーシングギアは、すべて最新のFIA8856-2018規格に適合している。

また、ステアリングからのインフォメーションを直接受け取るグローブには「外縫い」と「内縫い」の2種類が存在する。

指先の縫い目が外側にあるか内側にあるかの違いだが、トップクラスのドライバーは、指先に縫い目が当たらず繊細なステアリングタッチを感じ取れる「外縫い」を好む傾向にあるという。私は手が小さいこともあり内縫いをチョイス(笑)。

グローブには外縫いと内縫いがあり、指先の内側に縫い目があるかないかも、ステアリングを握る指先の感覚に重要なファクターとなる。上のTECH-1 ZX V4 GLOVE: ¥38,280(税込)は、3Dシリコンプリントを施した外縫い構造のトップモデル。世界のトップドライバーが愛用するレーシンググローブで、親指と人さし指はタッチスクリーン対応。下のTECH-1 START V4 GLOVES: ¥24,640(税込)は、内縫い構造のグローブ。最大限の軽さを実現したスタンダードモデルだ。

岩坪「レーシングシューズもフィッティングが命です。ペダル操作を正確に行うため、普段履きのスニーカーなどに比べて全体的に横幅が細めに作られています。普段のサイズだけで選んでしまうと横幅が窮屈になる恐れがあるので、必ず実際に足を入れてフィーリングを確かめてください」

左はTECH-1 Z V3 SHOES: ¥76,780(税込)。トップドライバーが愛用するエキスパートモデル。カンガルーレザーアッパーによる軽さとフィット感、着脱も簡単。右はSP+ SHOES: ¥43,780(税込)。プレミアムスエードを採用したエントリーモデル。一体型ラバーコンパウンドソールがかかとの保護と軽量化を実現。正確な操作がしやすいレーシングシューズだ。

また、現代のモータースポーツにおいて、クラッシュ時に首や頭部へのダメージを軽減するHANSなどのネックサポートデバイスは必須。ヘルメット単体だけでなく、専用の金具でデバイスが正しく固定できるかをあわせて確認する必要があるという。

レーシングギアは、単なるカッコいいユニフォームではなく、命を守る「鎧」であり、ドライビングのパフォーマンスを引き出す「武器」でもある。

いわゆる「吊るし」の状態の既製品でも、ロゴをプリントするだけで、オーダーメイドしたみたいで気分があがります(笑)。

手が小さいので、よりフィットするべくグローブは内縫いをセレクト。スエード素材のシューズは最新モデルの「SP V3」。スーツに合わせて、グローブとシューズもブラックに、めちゃめちゃカッコイイです♡

女性向けに設計されたスーツ構造・デザインのレーシングスーツ。少しでも痩せて見えるブラックカラーなので、ぽっちゃり体型のきょーやには嬉しいポイントw。

私のような初心者や、これからレーシングギアを新調される方は一度「アルパインスターズ」のホームページをチェックしてみてはいかがですか? ジャストフィットしたアルパインスターズのギアで、無事にチェッカーフラッグを目指します!

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フォト=宮門秀行/H. Miyakado 取材協力=SPK株式会社 CUSPA営業本部

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