現行新型車とクラシックモデルの間に位置するモデルの新メンテナンスプログラムを導入
4月23日、フェラーリはオーナー向けの新しいメンテナンスサービスとして「フェラーリ・プレミアム」の導入を発表。下記のモデルを対象に、オフィシャルなメンテナンスサービスを提供していく。
・456 GT/GTA
・456 M GT/GTA
・550マラネロ
・550バルケッタ
・360モデナ(全バージョン)
・575マラネロ
・575スーパーアメリカ
・612スカリエッティ
・F430(全バージョン)
・599 GTBフィオラノ
・599 SAアペルタ
・599 GTO
・エンツォ フェラーリ
フェラーリ・プレミアムでは、メンテナンス計画と予防メンテナンスが適切に行なわれ、リコールやサービスキャンペーンが実行されている適合車には証明書を発行する。正規車両であることを保証するとともに、そのモデルの性能と安全性を確実にキープするために経年劣化したパーツを交換。これには燃料や潤滑油、油圧式パワーステアリング、ブレーキシステムといった部品を特別価格で提供する専用パッケージが含まれている。
証明書に適合した車両を所有するオーナーは、所有20年を迎えると特別にモダンクラシックとしてこれらのモデルが正規車両であることを証明するプログラム「フェラーリ・クラシケ」の認証が受けられる。
430スパイダー
このたび発表されたフェラーリ・プレミアムは、同社が展開しているアフターサービスをさらに強化するもの。現在、フェラーリの新型車にはすべて標準で3年の保証と7年間の無料「純正メンテナンスプログラム」が付帯。メーカー保証はさらに2年間の延長が可能だ。また、登録から6年目から15年目の車両は、主要なメカニカルコンポーネントをカバーする「ニューパワーワランティ」の付帯も可能となっている。
7年間の純正メンテナンスプログラムを利用すると、「メインパワー」によってサービスを延長できる。このメインパワーには、ニューパワーワランティが含まれており、登録から15年目まで保証の延長が可能になる。