
「メルセデスAMG GLB35」、そのデビューは来年のジュネーブか?
メルセデス・ベンツの新型クロスオーバーSUV、「GLB」に設定されるスポーティバージョン、「メルセデスAMG GLB35」の市販型プロトタイプがキャッチされた。
開発車両はクロスドリルのブレーキディスクや、ツインエキゾーストパイプといった“AMGルック”が確認できる一方、フロントグリルの最終デザインはカムフラージュされたまま。だが、これまでに確認されたテスト車と比較すると初めて市販型ヘッドライトが装着。さらにテールライトもほぼ最終型のパーツと思われることから、開発が佳境に入っていることがうかがえる。
標準的なGLBで搭載が予想されるエンジンは、最高出力161psを発揮する1.4L直列4気筒と最高出力188psと221psを発揮する2L直列4気筒ガソリン&ディーゼルだ。一方、このメルセデスAMG GLB35には最高出力302ps、最大トルク400Nmを発揮する「M260型」直噴2L 直列4気筒ターボが搭載される模様。同じユニットを搭載する「メルセデスAMG A35」は0-100km/h加速4.7秒、最高速250km/h(リミッター作動)のパフォーマンスを発揮するが、GLB 35では0-100km/h加速は4.9秒程度となりそうだ。
インテリアには、最新世代のメルセデス流に対話型インフォテインメントシステムの「MBUX」(メルセデスユーザーエクスペリエンス)を採用。GLBへの搭載にあたっては最新仕様のアップデートされる。テスト車では2つの10.25インチ・デジタルスクリーンが確認できた。そのデビューはノーマルなGLBが2019年内、GLB35は早くて2020年3月のジュネーブ・ショーになるという。