同時にブランドスローガンも一新
フォルクスワーゲン グループ ジャパンは5月17日、新しいブランドスローガン“Think People.=人を真ん中に考える”を発表するとともに、同社の主力モデルであるポロ、ゴルフ、ゴルフ・ヴァリアントの3車種において、大幅な商品力強化を実施しながらより求めやすい価格を設定し、同日より発売を開始した。
新しいスローガン“Think People.=人を真ん中に考える”は、「すべての人々に安全で快適に移動できるクルマを手の届きやすい価格で提供する」という同社の新たな考え方を表現したものである。
ポロは車両価格200万円を切るエントリーグレード「TSIトレンドライン(199万9000円)」の設定が新しい。また、そのほかのグレードでも安全・快適装備を中心に旧グレードをベースに装備の充実化が図られた。旧TSIコンフォートライン・アップグレードパッケージはTSIハイラインに名称が改められたほか、アルカンターラ&レザレットシート(前席ヒーター付き)や16インチアルミホイールなどの上級装備を追加しながら旧価格より約4万円低い258万9000円を実現した。
ゴルフでは、エントリーモデルのTSIトレンドラインが旧価格より約16万円低い価格となる249万9000円となったほか、TSIコンフォートラインは先進安全装備のレーンキープアシストやキーレスアクセスなどの上級装備を標準としながら旧価格より約7万円低い280万9000円となった。TSIハイライン(328万9000円)にもブラインドスポットディテクション(後方死角検知機能)やリアトラフィックアラート、バイキセノンライトなどの装備が標準とされている。なお、GTI、R、GTEに変更はない。
ゴルフ・ヴァリアントは、エントリーモデルのTSIコンフォートラインがレーンキープアシストやキーレスアクセス、マルチファンクションステアリング、アダプティブクルーズコントロールなどを標準装備しながら294万9000円というプライスを実現。一方、TSIハイライン/Rラインはブラインドスポットディテクションなどを標準装備しながら旧モデルより約6万円低い342万9000円/362万9000円となった。そのほか、Rにはラゲッジネットパーテーションが追加された。
各モデルの詳細は、下記オフィシャルウェブサイトでご確認いただきたいが、装備・仕様を見ればどのモデルも実に戦略的なプライスであることがわかる。購入候補に挙がっていた方には、まさに好機到来といえるだろう。
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