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クリーンエネルギー車への補助金制度を一新

小型電動モビリティには一律20万円を交付。クリーンディーゼル車は2020年度予算で対応

クリーンエネルギー自動車導入事業費補助金(CEV補助金)の制度が一新され、2020年2月22日以降に登録された新車を対象に、補助金の申請受け付けが始まっている。この補助金は2019年度補正予算によるもので、2021年3月1日までを申請期間としているが、予算が不足した場合はそこで打ち切られるのは従来通りだ。
補助金の対象となるクルマは電気自動車、プラグインハイブリッド車、燃料電池車、小型電動モビリティの4種類で、クリーンディーゼル車は除外されている。ディーゼル車への補助金は金額もかなり小さく抑えられていたので販売に大きな影響はなさそうだが、続く2020年度予算では再び補助金が盛り込まれる予定もあり、その時点でまた金額等は明らかになると思われる。

 

新たに加わったのが小型電動モビリティへの補助金で、4月1日時点ではトヨタ・コムスが対象となり、補助金額は20万円。コムスは車両価格80.90万円程度に対して20万円補助されるので、お買い得感はかなり高まる。一人乗りのコムスがどこまで普及するか分からないが、この補助金が販売増を後押しする可能性は高い。その他の車種の補助金は従来通りだが、現時点で輸入車は含まれていない。対象車種は次世代自動車振興センターのサイトで確認できるので、購入を考えている人は一度チェックしてみるといいだろう。

ルボラン2020年6月号より転載
田畑修

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