40psアップで0-100km/h加速は3.9秒に
BMW AGは、BMW Mディビジョンが手掛けるハイパフォーマンスモデルのM5に、特別仕様車「BMW M5コンペティション・エディション」を設定したことを発表した。
4.4リッターのV8ツインターボエンジンのスペックは、標準モデルから40ps/20Nm引き上げられ、600ps/700Nmを絞り出し、0-100km/h加速を3.9秒でこなすパフォーマンスを身に付けた。その一方で、欧州複合モード燃費は10.1km/Lと発表され、燃費・環境性能にも注力されていることが主張されている。
ボディカラーはカーボンブラックメタリックとミネラルホワイトメタリックの2色を用意。ドアミラーカバーやリアディフューザーはカーボン製のMパフォーマンスパーツが採用されたほか、20インチのアルミホイールはダブルスポークデザインのM軽合金タイプを組み合わせる。
メリノブラックトリムのレザーで仕上げられたインテリアでは、オパールホワイトのコントラストステッチが洗練性を引き上げている。ヘッドレストには同じステッチによるM5の刺繍が入り、特別なモデルが強調されている。
またフロントフェンダー後部のエアレットやインパネの加飾パネルには、コンペティション・エディションを示すロゴがあしらわれる。
そのほかにも1200Wのバング&オルフセン製ハイエンドサラウンドサウンドシステムやヘッドアップディスプレイ、コンフォートアクセス、レーン・デパーチャー・ウォーニングといった快適・機能装備が標準となる。また、BMWドライバーアシスタントをはじめとする先進装備も採用された。
BMW M5コンペティション・エディションは、全世界で200台の限定。日本導入にも期待したいところだ。