前後バンパーやエクステリアの細部をブラッシュアップ!
「MINIハッチバック」の高性能版、「クーパーS」のアップデート版と思われる開発車両がカメラに捉えられた。
そのフロントマスクはカモフラージュが施された状態だが、垂直のコーナーエアインテークやアグレッシブなフロントスプリッターを装備。市販型では、現行クーパーSより攻撃的なフロントマスクとなるようだ。
また、開発車両ではMINIならではのアイコニックなフロントグリル部が完全にカバー。このことから大幅にデザインが変わることも予想される。ただし、同じくMINIを象徴するヘッドライト回りについてはキャリーオーバーされる可能性が高いという。
今回はディテールの接写にも成功。フロントフェンダーのバッジはサイドマーカーを備えた新デザインとなることが確認できた。また、リヤ回りについてはディフューザーを備える新しいバンパーを装備。エキゾーストシステムの上には、メッシュのような意匠が追加されているようだ。その一方、前回のアップデートで刷新されたテールライトのデザインが変更されることはないという。
エクステリアと比較すると、キャビン内の変更ポイントは最小限。6.5インチスクリーン、またはオプションの8.8インチディスプレイにインサートされるインフォテインメントシステムのアップデートや、トリム類の見直し程度にとどまる。パワーユニットを筆頭とするハードウェアについても、基本的にはキャリーオーバー。1.5L直列3気筒ガソリンターボをベーシックとして、クーパーSには2L直列4気筒ターボが搭載される見込みだ。