「MINIクーパーS E」専用デザインの17インチホイールを採用するほかグリルやドアミラー、ライトサラウンドなどのピアノブラック仕上げで独特のルックスを実現
2月10日、MINIはフェイスリフトを受けた新型MINIの3ドアにピュアEV「クーパーS E」専用トリムとなる「MINIエレクトリック・コレクション」を発表した。
デザインの基本は新型MINI3ドアに倣うが、クーパーS Eには専用デザインのボンネットや17インチ軽合金ホイールを採用。加えてフロントグリルやドアミラーキャップ、前後ランプのサラウンド、MINIロゴ、ドアハンドル、サイドスカットルがピアノブラック仕上げとなり、控えめながらスポーティなルックスに仕立てられている。
ボディカラーには同モデルで初採用となるアイランドブルーメタリックを設定。ルーフトップカラーにも新たにグレーメタリックがラインアップされた。なおMINIエレクトリック・コレクションには、新型MINI(3/5ドア)で採用されたマルチトーンルーフも含まれており、新しい塗装技術によってルーフのカラーをサンマリノブルーからパーリーアクア、ジェットブラックへとグラデーション塗装することも可能だ。
インテリアでは、MINI Electricのロゴを表示したドアシルトリムのほか、ライトグレーのファブリック/レザレットを表皮に採用したスポーツシート、MINI Yoursのアルミニウム仕上げによるデコレーションパネルによってクーパーS Eの個性を際立たせている。ナッパレザーを巻くスポーツステリアングホイールにもMINI Electricロゴを配している。
ドライブトレインに関しては従来型を踏襲しており、184psを発揮する電気モーターに高電圧リチウムイオンバッテリーを組み合わせ、一回の満充電で最大234km(WLTPサイクル)の走行が可能だ。
装備内容は、ステアリングホイールヒーターやコネクテッドナビゲーションパッケージを標準装備。さらにオプションでヘッドアップディスプレイや、スマートフォンのワイヤレスチャージャー、コンシェルジュサービスなどを付加したコネクテッド・ナビゲーションプラスも設定されている。