イベント

サーキット初心者でも楽しめる“秋のクルマ祭”開催「SPEED FESTIVAL 2023」

クルマが主役の新しいタイプのサーキットイベント「スピード・フェスティバル2023」。去る10月15日に富士スピードウェイを会場として開催。参加者が1日中楽しめる充実の内容をダイジェストでリポートする!

すべてのクルマ好きが楽しめる充実のプログラムが満載

クルマを主役とした新しいタイプのサーキットイベントで、弊誌を発刊するカルチュア・エンタテインメントが主催のスピード・フェスティバルは、「走る!」「見る!」「体験する!」「集う!」をコンセプトとし、すべてのクルマ好きが1日中楽しめる充実のプログラムを用意しているサーキットイベント。

昨年8月開催の同イベントが好評だったことを追い風として、今年はメイン会場となるAパドックのみならず、Bパドック、イベント広場、ジムカーナコース、マルチパーパスコース、ショートサーキット、P2駐車場特設コース、P7駐車場も使用。各々の会場で展開した様々なプログラムで来場者が楽しむことができた。

例えば「走る!」は、文字通り愛車でサーキットを走るプログラムで、普段なかなか体験する機会がないサーキット走行を気軽に堪能してもらえる初心者〜中級者向けのコンテンツが中心。その他の代表的なものは隣の項に記したが、手前味噌ながらどれも満足度の高いコンテンツばかり。

午前中は生憎の雨天だったものの、昨年を上回る来場者5630人、来場車2960台が集結した。
日程は未定ながら、来年はさらにパワーアップしたコンテンツを届ける予定だ。

【CLOSE UP】

LE VOLANT LAB(ル・ボラン ラボ)
ル・ボランの会員組織LE VOLANT LABのスペシャルミーティングを実施。モータージャーナリストの萩原秀輝さんによるトークショーから始まり、アストン・マーティン・ヴァンテージF1エディションとDBX707のステリングを自らが握れる特別な試乗体験プログラムも行われた!

BCSは世界最大の修理工場ネットワーク「Bosch Car Service」(ボッシュカーサービス)

「スピード・フェスティバル2023」を応援してくれた多くの企業のなかで、もっとも力を入れてくれたのがボッシュカーサービス(BCS)だ。ボッシュカーサービスは、世界最大の独立系修理工場ネットワークのひとつ。世界150ヵ国に1万6000店を超える認定店があり、ボッシュが開発した最新鋭の診断機と、高い技術力を持つスタッフによって高レベルのメンテナンスが受けられる整備工場となっている。
今回はパドックに設けたブースで整備相談、商品紹介などが行われ、中でも注目すべきは、ボッシュが展開しているクラッシュデータリトリーバル(CDR)を利用し、事故履歴を確認できるボッシュカーヒストリーレポート(Bosch Car History Report=BCHR)の実演。そのほかにもワイパーに関する専門のコーナーや、バッテリー、エアコン用フィルターなども展示され、ボッシュの多様なカーサービスの世界を知ることができた。

【走る!】

クラブA110トラックデイ

普段は袖ケ浦フォレストレースウェイや筑波サーキットで開催されているアルピーヌA110のワンメイク走行会を、この日はショートサーキットで開催。

サーキット体験走行(先導車付)

先導車付きで初心者でも安心して走れる、体験走行のカテゴリー。乗車定員まで同乗が可能ということで、家族や友人と一緒に楽しむことができる。

【見る!】

クラシック・フォーミュラ・デモラン

この走行を企画したACマインズの坂田さん。「我々がやっていることを皆さんに見てもらうのが趣旨。多くのクラシックフォーミュラのオーナーさんも駆けつけてくれました」。

ポルシェ タイカン・タイムアタック

ハイパワースポーツEVのポルシェ・タイカン・ターボSは、果たしてどれだけ速いのかを知るため、メインコースでタイムアタック。ウェット路面ながら2分12秒215をマーク。

【体験する!】

最新EV&PHEVストレート加速体験試乗会

最新EV&PHEVを取り揃えて体験試乗会を実施。イベント広場をスタートして、マルチコースでストレート加速を体験するというルートを走り通常では試せない加速などを体感。

タッチ&トライ試乗会

国内外の最新モデルを自らステアリングを握り、特設コースで試乗できるプログラム。GT-RやメガーヌR.S.のようなスポーツカーが心だが、中にはRX-8など貴重なモデルも!

マセラティ・ジャパン・グランド・ツアー・パレードラン

プレミアムスポーツカーブランドのマセラティによるパレードラン。MC20がこれほど集まる光景はなかなか見られるものではなく、同ブランドらしい優雅な隊列を作っていた。

トヨタe-Palette

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会で使用され、未来のモビリティサービスとして期待が高まるトヨタeパレットが、場内を巡回して移動をアシスト。

【集う!】

TANZO CLUB CUP

BBSの鍛造ホイール購入者を対象とした会員制クラブ「BBS JAPAN TANZO CLUB」。この日は抽選で選ばれた会員が招待され、サーキット走行会やミーティングを楽しんだ。

LOVE CARS! ミーティング

約30台の車両とオーナーが参加。リアルでのミーティングは久々で、スバル・レヴォーグレイバックとレクサスGXを囲んで主催の河口まなぶさんによるトークも行われた。

BMWクラブ・ジャパン

BMW本社が公認するBMWファンクラブも参加。パレードランの他、BMW新車試乗会も行われた。施設内では萩原秀輝さんによる最新BMWに関するトークショーも大好評!

EV:LIFEミーティング

ル・ボラン誌主催の電動モビリティイベントである「EV:LIFE」が、EVオーナーによるコミュニティサイト「EVごはん」とコラボしミーティングを初開催。テスラ、日産アリアなどがズラリ!

 

ルボラン2024年1月号より転載
LE VOLANT web編集部

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