FCA(フィアット・クライスラー・オートモビルズ)は、新型ティーポで22カ国122都市を133日間に渡って走破するイベント「フィアット・ティーポ・ワールドツアー」を開催、無事に終了したことを発表した。
総走行距離は4万1000kmに
トルコ人ジャーナリストのオカン・アルタンがステアリングを握ったレッドボディの新型ティーポは、トルコ・ブルサのトファシュ工場を8月13日に出発。ツアーはその後、ギリシャ、ブルガリア、ウクライナを経てロシアへ。シベリア鉄道沿いを8日間走り続けた。
その後、日本で熱烈な歓迎を受けたあと、横浜から船でメキシコへ。手続き上のミスで11日間待たされることになったが、無事北米に上陸。その後は40日をかけてボートで大西洋を渡り、イギリスへ。
さらにオランダ、ドイツ、フランス、スイス、オーストリア、イタリアなど、14のヨーロッパ諸国を巡り、ついにトルコへ帰還。総走行距離は4万1000kmにおよんだという。ちなみにこの距離は地球の円周とほぼ同じだそうだ。
なお、今回のツアーでティーポがサービスストップを行ったのは、パンクしたタイヤの交換2回と定期的なメンテナンス、そして給油だけだったという。この大規模なツアーが成功裏に終わったことにより、新型ティーポの快適性や信頼性の高さが証明されたといえるだろう。