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メルセデス・ベンツの電気自動車「EQ」の生産が正式決定

ダイムラーAGは、メルセデス・ベンツの次世代電気自動車「EQ」をドイツ・ジンデルフィンゲン工場で生産することを発表した。

 

2025年までに10モデル以上のEVを計画

 

ジンデルフィンゲン工場は、EクラスやCLS、Sクラスなどを生産するダイムラーの最も伝統的な生産拠点。現在は約2万5000人の従業員によって、1日に約200台を製造している。

 

Mercedes-Benz Werk Sindelfingen produziert künftig Elektrofahrzeuge der neuen Produktmarke EQ

 

「EQ」は、メルセデス・ベンツの新しい電気自動車ブランド。2016年のパリモーターショーでは、ブランド発足を発表するとともに、ミドルサイズSUVのコンセプトカーがお披露目されている。このコンセプトモデルの市販版を含め、メルセデス・ベンツでは2025年までに10車種以上の電気自動車を発売することが発表された。ちなみに、ジンデルフィンゲン工場はEQブランド車の生産に備え、125名の派遣スタッフの雇用をさらに1年間延長したという。

 

EQブランド車は、ダイムラーの新たな企業戦略「CASE」に基づくもの。「Connectivity(つながる技術)」「Autonomous(自動運転)」「Shared(カーシェアなどのインテリジェントなモビリティサービス)」「Electric(エレクトリックモビリティ)」のイニシャルに由来し、これら4つの柱で表されている。

 

 

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