ニューモデル

BMWがマニア垂涎の希少車「M4 CS」を限定60台で日本導入

ビー・エム・ダブリューは、同社のスポーツクーペであるBMW「M4」をベースとし、モータスポーツを趣味とする一部の顧客のために、サーキットでの走行性能を大幅に高めた世界限定車「M4 CS」の日本仕様を全国60台限定で導入し、5月10日より正規ディーラーにて受注を開始した。納車は2017年秋以降を予定。車両価格は\15,980,000(税込)となっている。

 

0-100Km/h加速はスーパーカー並み

 

BMW M4には、先日発表された新型モデルよりエンジン性能を向上させた「M4 コンペティション」が設定されているが、今回追加されたM4 CSは、モータースポーツを趣味とする方に向け、更なるエンジン性能の向上と軽量化により、究極のサーキット走行性能を提供することを目的に誕生したものである。

 

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気になる心臓には、3.0リッター直列6気筒ツインターボエンジンを搭載し、M4コンペティションより最高出力で10ps、最大トルクで50Nmものパワーアップが図られた。その結果、最高出力は460ps/6250rpm、最大トルクは600Nm/4000-5380rpmを実現。世界一級のスーパーカーと肩を並べる動力性能は、0-100Km/h加速で4秒を切る、3.9秒を記録する(欧州測定値)。

 

ほか、レーシーなサウンドを奏でる4本出しのテールパイプ付きツインフロー・スポーツエグゾーストシステム、3つのモードから作動プログラムを設定可能な「アダプティブMサスペンション」を搭載。この機能では「コンフォート」「スポーツ」「スポーツ+」が選択可能。特にスポーツ+では、最もサーキット走行に適した減衰力が得られ、ロールやピッチングを最小限に抑え、最高のパフォーマンスを得ることができる。また「アクティブMデファレンシャル」により、高水準なトラクションと走行安定性を実現。圧倒的なサーキットでのスポーツ性能を実現する。

 

専用開発されたオービットグレイの鍛造アロイホイールには10本スポークタイプを採用。これはドイツ・ツーリングカー選手権(DTM)で成功を収めた「M4レーサー」のホイールに倣ったもの。さらに、9J x 19のフロントホイール重量は1本約9kg、10J x 20のリアホイール重量は1本わずか約10kgと、驚くほどの軽量さを実現している。

 

 

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