欧州カスタムの震源地、ドイツ・エッセンモーターショー2025
日本のみならず世界中で大人気のヤングタイマー。自転車の世界でも1990年代~2000年代のOLD MTBが人気を博し中古価格が高騰するなど、クルマやモーターサイクルの世界にとどまらない勢い。ドイツで2025年も11月29日から12月7日に開催されたエッセンモーターショーでも、ドイツ車を中心としたヤングタイマー世代のカスタムカーが多く出展され、来場者の注目を集めていました。アフターパーツメーカーにとってもヤングタイマー世代は重要なマーケット。当時物の復刻なども含めて多くの製品が出展されていました。
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懐かしいだけじゃない。現役マシン顔負けの「戦うヤングタイマー」たち
モータースポーツの世界でもヤングタイマー世代は大人気。「ほぼワークス」同士の争いに先鋭化してしまったニュルブルクリンク24時間レースでもヒストリックレースが併催されていたり、ヒストリックレースのシリーズ戦も開催されています。
エッセンモーターショーの会場にはドイツ、オランダ、ベルギーで開催されている1300ETCというシリーズに参戦する初代フォルクスワーゲン・ポロやオースチン・メトロのGr.2仕様、オペル・カデットのヒルクライム仕様なども展示されていました。派手なエアロで武装したちょっと懐かしい姿は、若い世代の人たちには新鮮に見えるようで常に人だかりができていました。
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