次期ヤリスクロスは新開発「直4」エンジンで走りを刷新!新型キックスとのガチンコ勝負へ
トヨタの人気コンパクトSUV「ヤリスクロス」が、いよいよ次期型へ向けて動き出している。初代ヤリスは1999年に誕生し、日本では「ヴィッツ」の名で親しまれてきたが、2020年の第4世代から国内外で「ヤリス」に名称を統一。同年には派生クロスオーバーSUVとして「ヤリスクロス」が発売された。2024年に大幅改良が行われた両モデルだが、次期型へのバトンタッチに向けて開発が進んでおり、今回その予想CGが制作された。日産「キックス」などのライバルがひしめく激戦区で、次期ヤリスクロスはどのような進化を遂げるのか。その全貌に迫る。
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タフさを増したエクステリアと、AI化が進む先進の室内
予想されるエクステリアデザインは、近年のトヨタ車を象徴する「ハンマーヘッド」をさらに進化させ、ディフューザーと一体化したフロントマスクを採用する見込みだ。分厚いアンダーグリルガードを装備することでSUVとしてのハードさをアピールし、各所のブラックトリムによって精悍さが一段と引き上げられている。側面から見ると、SUVらしく力強く張り出したタイヤハウスが印象的だ。ボディサイズは拡大傾向にあり、全長4190mm、全幅1795mm、全高1580mmへと成長すると予想されている。キャビン内に目を向けると、独立型のインフォテインメントディスプレイという基本レイアウトは継承されるものの、フルデジタルインストルメントクラスターと共にさらに大型化される見込みだ。また、最新世代のAIが搭載され、高度な音声認識機能によって、クルマと会話をするような感覚でさまざまな機能が利用可能になるという。
心臓部は直3から新開発「直4」へ。驚異の燃費33km/L超えか
次期ヤリスクロスの最大のトピックは、パワートレインの劇的な進化である。現行モデルに搭載されている1.5L直列3気筒エンジンから、2024年に発表されたばかりの新開発「1.5L直列4気筒エンジン」へとスイッチされる。この次世代エンジンは、従来比で体積を10%削減し、全高も10%低減されている。これによりボンネット高を下げることが可能となり、空力性能の向上と燃費改善が期待できる。さらに、欧州で間もなく導入が予定されている厳格な排ガス規制「ユーロ7」にも対応する環境性能を備えている。ラインナップは最高出力130psを発揮する1.5L直列4気筒ガソリンエンジンと、エンジン出力100ps、モーター出力100psを発揮する1.5L直列4気筒ガソリンハイブリッドが予想されるが、特筆すべきはその燃費性能だ。ガソリンエンジン車は現行型の20.2km/Lから22km/Lへ、ハイブリッド車に至っては現行型の30.8km/Lから「33km/L超え」へと大幅に向上すると予想されている。
発売時期と価格、そしてライバルとの熾烈な争い
注目のワールドプレミアは、2027年3月頃と予想されている。車両価格については、内容の進化に伴い、現行モデルから15万円程度のアップが見込まれる。市場での主なライバルはホンダ「ヴェゼル」や日産「キックス」となるが、特にキックスは間もなく新型の登場が予定されている。新開発の直4エンジンを搭載して走りを変える次期ヤリスクロスと、新型キックスによる「ガチンコ対決」は必至だ。デザイン、走り、そして燃費を大きくブラッシュアップする次期ヤリスクロスから、今後も目が離せない。
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