0-100km/h加速タイムは4.4秒
ジャガー・ランドローバーは7月24日、ジャガーのフラッグシップサルーン、XJに新ハイパフォーマンスモデルの「ジャガーXJR575」を設定した。
モデル名のとおり、搭載される5.0リッターV8スーパーチャージャーエンジンは、これまでのXJRに搭載された550psから575psへパワーアップ。最大トルクは700Nmを引き出す。これにより、0-100km/h加速を4.4秒で、また、停止状態から最高速度の186mph(約300km/h)までは44秒でこなす性能を身につけた。
外観ではフロントバンパーやサイドシル、リアスポイラーが専用デザインとなるほか、ボンネットルーバーや20インチサイズのグロスブラックホイールやレッドブレーキキャリパーを装備。一方インテリアでは、ダイヤモンドキルト仕様のレザーシートが特徴的。トランクリッドやスカッフプレートなどには「XJR575」の文字を表示する専用エンブレムが装着。4GのWi-Fi接続を可能にするインフォテイメントシステム「タッチ・プロ」も搭載された。
XJR575は全長5130mm、ホイールベース3032mmのスタンダードボディのほか、全長5255mm、ホイールベース3157mmのロングホイールベース仕様も用意される。
また、このXJR575の登場を機に、XJシリーズがフェイスリフトを実施。LEDヘッドライトやデイタイム・ランニング・ライト、10.1インチディスプレイを組み合わせるタッチ・プロ・インフォテイメントシステムのほか、レーンキープアシストや緊急自動ブレーキといった先進安全運転支援機能が採用されている。