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【ルノー】初代エスパスの哲学をEVで再起動。豊かな空間を再定義する「Eスペース コンセプト」をパリで披露

ルノー Eスペース コンセプト

伝説のミニバンが最新EVで蘇る。ルノーが新時代の「ヴォワチュール・ア・ヴィーヴル」をパリで提示へ

ルノーは2026年10月6日、間もなく開幕するパリモーターショーにて、新型コンセプトカー「Eスペース コンセプト」を世界初公開すると発表した。同ショーでルノーは「生活を豊かにするクルマ(ヴォワチュール・ア・ヴィーヴル)」の精神を祝うべく、完全刷新されたフル電動およびフルハイブリッド車のラインナップを披露する。電動化時代における家族の移動の新たなビジョンを示すコンセプトカーを筆頭に、ルノーの最新技術とデザインの方向性を紐解いていく。

【画像8枚】ルノーが描く未来の移動空間。注目の「Eスペース コンセプト」と最新トゥインゴの画像ギャラリーへ

初代「エスパス」のDNAと最新E-Techが交差する新空間

今回最も注目されるのは、10月12日に初公開される「Eスペース コンセプト(E-Space Concept)」である。このコンセプトカーは、1984年に発売され自動車史に名を刻んだ初代「エスパス(ESPACE)」の精神を再起動(リブート)したモデルだ。車名の「E」はルノーの電動化技術の総称である「E-Tech」を意味し、「スペース」は広々としてハイテクかつ居心地の良いインテリアを表現している。

ルノー Eスペース コンセプト

ルノー Eスペース コンセプト

ボディサイズは全長4.70mで、エレガントな「ブラック ルベ」のボディカラーをまとっている。エクステリアの大きな特徴として、車両の輪郭を縁取る幅広の「U」字型ライトストリップをフロントとリアに配置し、フロントエンドの中央にはピクセルの相互作用によって空間に浮かび上がるように見える光るロザンジュ(ダイヤモンド)を備えている。このクルマはユーザーニーズを中心とした自動車体験を再発明するブランド戦略を体現し、新しいファミリーカーのあり方を提案している。

圧倒的スペックの「ルノー5」からAI搭載の「トゥインゴ」まで、充実の電動ラインナップ

Eスペース コンセプト以外にも、魅力的なモデルが多数展示される。1980年代の伝説的な「ルノー 5 ターボ」などを電動化で復活させた「ミニ・スーパーカー」である「ルノー 5 ターボ 3E」は、将来の市販モデルに近いエンジニアリングプロトタイプとして登場する。リアに2つのインホイールモーターを搭載し、最高出力555hp、最大トルク4800Nmという驚異的なスペックを誇り、公道走行可能なルノー車として史上最強のモデルとなる。

また、「メガーヌ E-Tech エレクトリック」は航続距離最大500kmを実現する67kWhの新しいLFPバッテリーを搭載し、24分で15%から80%までの急速充電が可能となるようアップグレードされた。ルノーは電動モビリティをより手頃にするため、全乗用車ラインナップへのLFPバッテリー導入を進めている。

ルノー・トゥインゴ E-Tech エレクトリック

ルノー・トゥインゴ E-Tech エレクトリック

「トゥインゴ E-Tech エレクトリック」には、紫外線を99.9%カットして車内に自然光をもたらす0.7平方メートルのパノラミックガラスルーフ「トゥインゴベイ」が新たに設定されるほか、限定車の「ラファール ヒプノティック」もラインナップを彩る。さらに、GoogleのAIアシスタントである「Gemini」が、OTAアップデートを通じて車内に導入されることも見逃せないポイントだ。

「ゴルディーニ」や「キャトル」がEVで復活。名車へのオマージュと商用EVの最前線

ルノーの豊かな歴史からインスピレーションを得たコンセプトカーにも注目したい。伝説の「ルノー 8 ゴルディーニ」は、レーシングスタイルのプロポーションを持つ完全電動の2シータースタイルのクーペ「ルノー 8 ゴルディーニ コンセプト」として現代に蘇る。

「ルノー 4 JP4x4 コンセプト」は、初代ルノー 4のレジャー仕様モデルのスタイリングを受け継ぎつつ、四輪駆動システムを搭載して冒険心をかき立てる仕上がりとなっている。さらに商用車部門では、「インターナショナル・バン・オブ・ザ・イヤー2027」を受賞した新型「トラフィック バン E-Tech エレクトリック」などの最新のフル電動バンも披露される予定だ。

ルノーがパリモーターショーで展開するこれら一連の発表は、10月12日午前8時30分(中央ヨーロッパ時間)の記者発表会でその全貌が明らかにされる。

【ル・ボラン編集部より】

初代エスパスがフレンチ・ノームコアと評される上質な空間を提示してから約40年。今回の「Eスペース コンセプト」は単なる名前の復活ではない。EV特有のスムーズな走りと、ルノーが掲げる「生活を豊かにするクルマ」という哲学が交差する一台だ。名車をあえて電動化技術で蘇らせる手法は、懐古主義への逃避ではない。無機質になりがちなEVにブランドの血統と人間味を吹き込む、成熟した大人の解答なのだ。

【画像8枚】ルノーが描く未来の移動空間。注目の「Eスペース コンセプト」と最新トゥインゴの画像ギャラリーへ

※この記事は、一部でAI(人工知能)を資料の翻訳・整理、および作文の補助として活用し、当編集部が独自の視点と経験に基づき加筆・修正したものです。最終的な編集責任は当編集部にあります。
LE VOLANT web編集部

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