ハードトップ仕様を新設定
シトロエンは1月8日、電気自動車の「シトロエンE-メアリ」の改良版を発表した。
E-メアリは2016年の春に誕生した4人乗りコンパクトオープンSUVの電気自動車。ボディサイズは全長3810×全幅1730×全高1650mmで、ユニークなスタリングが特徴だ。ちなみに車名は、1968年から1988年まで販売されたオフロードモデル「メアリ」から受け継いでいる。
新型では従来型からあるソフトトップ仕様に加え、新たにハードトップを設定。ハードトップは前席と後席にセパレートされており、B/Cピラーはロールバーとしてオープン時にも残される形となる。
EVとしての性能も向上した。モーターの最高出力/最大トルクは67ps/166Nmで、とくにトルクは従来型より20%のアップを実現。航続距離は195kmで、最高速度は110km/hに届く。
そのほかダッシュボードのデザイン刷新や、イージーエントリーシステムやセンターロックシステム、自動ハイビーム機能といった利便性も高められている。
フランス市場における販売価格は、ソフトトップ仕様が1万9500ユーロ(約260万円)から、ハードトップ仕様が2万700ユーロ(約276万円)からとなっており、購入時は6000ユーロ(約80万円)の補助金が受けられるという。